坂本龍太朗のワルシャワ通信(5月22日〜5月28日)

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クレメネチ第一小学校の校長先生からいただいた作品。

実はこれ、糸縫い画であり絵の具などは全く使われていない。

校長先生自ら針に糸を通して作ってくれたというのだから頭が下がる。

またこの学校に墨絵をたくさん描いてお礼に送ろうと思う。

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ウクライナから届いた笑顔を見せる子どもたち。

に届く写真ではよく笑顔を見せる子どもたち。

でも今ではもう痛いほどよく分かっている。この笑顔の裏にある闇の深さを。

それはポーランドにいるウクライナの子どもたちも同じだ。

それでも、作り笑顔であっても見せてほしいと思うのは大人の我儘だろうか。

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多くの死と向き合ってきたが、私より若い、特に20代の若者たちが戦死したという知らせほど心に刺さるものはない。

享年23歳。

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ウクライナの子どもたちはこの場所で平和について考える。

戦死した近所のお兄さんは、ロシアの侵略さえなければ今でも幸せな生活を送っていたことだろう。

戦死の知らせが入る度、決して忘れないという言葉が飛び交うが、その数が増えれば増えるほど、一人一人について思い出す時間は減ってしまう。

それでも、「数」ではなく「命」、「人」として今後も向かい合っていく。

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ニューヨーク/大阪在住の下垣内さんより、ウクライナの子どもたちに譜面台をいただきました。

今後、この譜面台を使ってコカリナの練習、そしてたまに絵を描くためのキャンバススタンドに使ってもらいます。

楽譜はコカリナの練習のために絵で描いた楽譜です。

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天気にも恵まれたので、以前から計画していたフォトセッション。

100枚近く撮ったが、5人全員が同時に笑顔を見せることは難しく、ひとりが笑えば機械仕掛けのように別のひとりが真面目な顔になる。

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ポーランドに避難している家庭に頼まれて購入した掃除機。

どうやら1年近く、掃除機は隣人から必要な時に毎回借りていたらしい。

同じポーランドに住んでいたとしても、日常生活の面で色々と不便を感じ、多くのことを我慢しながら避難生活を送っているのだろうと改めて知った。

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本日の信濃毎日新聞朝刊です。

ウクライナの子どもたちが描いた絵画(全て今回初公開)を、日本の子どもたちに見てもらい、平和について考える機会をと思っております。

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民間人避難車両のタイヤを先日送りましたが、お礼としてウクライナからメッセージが書かれた旗をいただきました。

黒の刺繍シャツを着て、同じく黒シャツを持っているウクライナの子と一緒に記念写真を撮りました。

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一ヵ月ほど前にウクライナ国内で購入した物資搬入車両が、物資を受け取りに初めてポーランドに来たため初対面。

今まで購入したどの車両よりも大きく、乗車できる人数も、収容できる物資の量も最大です。

6月の初めに物資を積みウクライナに戻ります。

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