坂本龍太朗のワルシャワ通信(7月20日〜7月26日)

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1200キロ離れたスームィ州から、国境で15時間待機し、ワルシャワまで来てくれたアンナ。東欧支援協会ウクライナ支部長と、ポーランド支部長初の出会い。

彼女はスームィで孤児院など慈善団体で支援を行っているすごい活動家。時間をとって情報交換を行い、発電機などの支援物資を託す。前線に近いスームィへの支援を今後本格化させたい。ウクライナの各地に、それぞれ信頼出来るパートナーはいるのは本当に心強い。

今後もポーランドの避難民と同時にウクライナ全土をできるだけカバーできるような支援を続けていきたい。

出会いに感謝感謝

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近日中に子どもたちとともに首都ワルシャワの日本国大使館を訪問し、ビザの申請を行います。

9月まであっという間ですが、ビザが取れれば随分肩の荷がおります。

搬入作業。積み込んだのは車椅子3台、その他子どもたちのための浴衣、卓球ラケット、サッカーゴール、本、ボクシングセット、ターザンロープ、バスケットゴールなどなど。

9月に1時帰国をすること考えると、その分今のうちに支援をできるだけ進め、多少安心して日本に行きたい。

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7月22日

先日桜の植樹をした学校から、子どもたちが描いた絵が届きました。

将来、平和なウクライナで桜が満開になっている彼らのふるさとが描かれています。

色使いなども本当に上手でとても感動しています。

近い将来この景色が見れることを夢見て、この子たちに寄り添い続けるしかありません。

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ビザ申請で大使館へ。

事前に2度電話し全て事情を説明。

観光ビザだと言われ、指定された書類を全て準備。

しかし窓口でこれは招聘だと言われ、結局領事にその場で確認。

戸籍謄本、私のパスポート、顔写真などなど別の書類も必要だと言われる。

いつもの事だが役所関係では1回でスムーズに行くことはないと諦めるしかない。

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7月23日

あの時と同じ場所で同じ写真を。

去年の3月2日は作り笑顔しかできなかったけど、あれから1年半。

今はこの子達の隣にいるだけで、自然な笑顔を分けてもらえるようになった。

ただ、戦禍における子どもたちの成長に気づくたび、胸の奥がチクッとする。

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7月24日

まだまだウクライナにおむつを入れ続けます。

二児の父としてここ6年間おむつは我が家の必需品でした。

しかし、今年3歳になる娘もそろそろおむつを卒業するため今年はおむつも買わなくなると思っていました。

しかしそんなタイミングで大量のおむつを買うことになるとは夢にも思いませんでした。

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ウクライナから隣国のポーランドに避難した子どもたちの絵を紹介する「ウクライナの子どもたちの絵画巡回展INながさき」が、長崎県庁1階エントランスで開催中です!

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テルノーピリ州クレメネチ第一小学校に車椅子や遊具、浴衣、書道作品などが届きました。

校長先生とやり取りする中で、この小学校ではすでに6人の子どもたちが戦争で親を失っていると聞きました。

これ以上増えないことを祈るばかりです。

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ウクライナの子どもたちがいる避難所を訪問すると、最近はよく寿司が出てきます。

もちろん、作っているのは子どもたちです。

気に入ってくれたのか、それとも私が行くから作ってくれるのか。

今後もラーメンなどの和食も好きになってほしいと思いながらいただく。

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穀物大国ウクライナに小麦粉を送り続けている。

これは日本に米を送るようなものだ。

冬はパンを送ることが多かったが(パンは今も送っている)、夏は衛生面からパンよりも、常温で長期保存ができる小麦粉の方が役に立つのだろう。

支援二年目の夏を迎え、またこの季節が始まったかと最近よく思う。

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