坂本龍太朗のワルシャワ通信 2月6日〜13日

2月6日
支援疲れから支援慣れへ。
支援金集めから支援金作りへ。
筆を使ったウクライナ支援第三段「虎」今回も6枚描きすでに2枚はウクライナ入りしています。1枚1枚は売れても数千円ですが、数描けば大きな力になることを信じています。

2月7日
イギリス留学中の日本の青年が支援の手伝いに。
こに子たちのウクライナの母校にいる500人弱の子どもたちや先生のために書道で名前を書き全てラミネートする。
2時間やって、6分の1完了!
子どもたちは日本人の訪問者がある度に、知っている日本語をぶつけている。
会ってすぐに「こんにちは、さようなら、いただきます!」おいおい…。

2月8日
ウクライナよりボランティア勲章をいただきました。
リヴィウ州グリニャニの副市長が深夜に物資を受け取る際に届けてくれました。
私から日本のみなさまに感謝するとともに、ウクライナから届くこのような日本への感謝も合わせてお伝えします。

2月9日
やはり子どもには「やってみる?」と聞くのではなく、大人が楽しそうにやるのをみせて、子どもからやりたいという言葉を待つのがいいようだ。
書道名前書き3日目、ついに三女が筆を握った。

2月10日
ウクライナのドンバス地方に多くの懐中電灯と追加の電池を購入して送りました。
激戦地となっているバフムトでは、今でも多くの民間人が地下で身を寄せあっています。
彼らがミサイルの飛ばない青空で深呼吸ができるまで支援は終わりません。

2月11日
東欧支援協会の東事務局長がポーランド訪問。
今後のウクライナ支援のあり方などのついて意見交換。
実際にウクライナに何度も物資搬入を行っている友人オルガとも会う。
ロシアがいくら攻撃しようとも、決してウクライナを支援する意志を破壊することはできない。
ロシアが悲しみと苦しみをウクライナに与えるなら、こちらからそれ以上の温もりと笑顔と気持ちを長く深く広く届け続けるのみ。そこには武士道とコサック魂がある。詳しくは支援書籍にて。

2月12日
支援金枯渇で支援物資購入に関わる時間を別の支援に回す時間が増えている。毎晩描いている墨絵はその1つだ。今回の虎も6作品。
それぞれの場所でそれぞれの戦い方がある。そう教えてくれたのは戦死した友人だ。平和になるまで、できることをできる場所で続けることが何より大切だろう。

2月13日
ウクライナに届いた子どもたちのためのワークブック。
想像していなかったプレゼントをもらって嬉しそうな子どもたちの様子を見ると、こちらが逆に嬉しくなる。
ありがとう!

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