坂本龍太朗のワルシャワ通信 12月15日〜12月21日

寒い。
今日も外は氷点下で雪も積もっている。
それでも、ウクライナの子どもたちといれば、心は常に温かい。
彼らの心にもひとときの安心を届けられたら。

12月16日:追加でガソリン発電機が10台届く。
早速そのうち3台をウクライナに搬入。

12月17日

・今週末のウクライナへの物資搬入。
・ミサイル警報のためなかなか国境を越えられなかったとの報告あり。
・ウクライナは今週極寒となる。
・それを狙って電力インフラへの大規模攻撃が行われた。

12月18日

・ウクライナへの越冬支援が本格化する中、残念ながら戦争慣れや支援疲れも本格化、ロシアによる攻撃もやまない。
・深い悲しみを感じながらも、支援を続けるしかない。
・ロシアが日々破壊しているものは支援の何倍もの額になるが、それでも続けていかなければより多くの人が亡くなるだけである。
・リンクはNHKニュース深堀りのネット記事

・このバッテリーは戦争の最前線となっているバフムトに送り込みます。
・ポーランドで充電し、すでにウクライナへの国境を超えました。電気がない地域ではポータブル発電機の充電もできません。このバッテリーは車につないで充電します。バフムトに残された人々は砲弾で死ぬか、寒さで死ぬか、そのどちらかだと言います。それでも、ロシア軍に占領されなければ生き残るという選択肢を広げることができる。支え続けるしかありません。

12月19日

・今日はウクライナでは小クリスマス。
・地元の小学校に通うウクライナの子どもたち125人に、サンタがお菓子のプレゼントを準備。
・資金は日本からの支援金であり、彼らにとって今年のサンタは北ではなく東から来ることになる。
・祖国にいなくても、ポーランドにいる子どもたちをサンタは見つけてくれるに違いない。

12月20日

・ウクライナの子どもたちにクリスマスを。
・先日第1弾としてウクライナ西部の子どもたち88人に届けたが、今回はポーランドに避難している子どもたち125人へ。
・君たちは祖国にいないけど、サンタは必ず君たちを見つけてくれる。
・なぜならサンタは世界中の子どもたちにプレゼントをくれるんだから。

・ウクライナから私たちが預かっている大切な子どもたち。
・1ヶ月前に交わした、また会いに行って端から抱きしめるという約束。
・それを果たしに、そしてクリスマスプレゼントを渡しに彼らが学ぶ小学校を訪問。
・今回も、また近いうちに会いに行く約束をした。

12月21日

・衛星通信トランシーバー。
・これ1台で32万4千円。
・前線で電気がない状態でも、命を守るために絶対に必要となる通信手段。
・32万は高いようでいて、これ1台で今後多くの命が救われると思えば搬入する価値がある。
・今年中にウクライナとポーランドの国境で、ウクライナ側に引き渡す予定。

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