坂本龍太朗のワルシャワ通信 11月18日〜11月23日

11月18日

信濃毎日新聞の朝刊を送っていただきました。
私のコメントを一部で使っていただいています。
昨日のポーランドへの(NATO加盟国への)ミサイル着弾で一気にウクライナでの戦争に対する関心が高まっています。
逆に言うと、こういった事案がないと高まらないというのも辛い現実かもしれません。

・ウクライナではこの約9カ月、毎日、これよりももっとひどい惨状が日々広がってきました。 ・今回ポーランドでは人も亡くなっているので言いずらいですが、事の重大性を認識しつつも、ウクライナでの100発より、ポーランドでの1発が大きく注目されることに対して正直違和感を感じてもいます。

・最近、いくつかのルートで搬入しているソーラーパネル付き手動発電機。
・例え電気のない地下であっても、取っ手を回すことでスマホの充電もでき、ライトとしても使うことができる。
・ただ、こんなものを送っても慰め程度にしかならないのも事実。
・それでも送り続けなければ状況は悪化の一途をたどる。
・だいぶ寒くなってきたのでここからは時間の勝負でもある。

・ウクライナの娘達に手伝わせてウクライナに搬入した物資の1部が届く。今回はロウソク、手動発電機、絵本、座布団、カードゲームなど。
・全て地下に避難する子ども達のためである。
・送られてきた写真の子ども達を見ながら、以前よりも笑顔が減っているのが気になるが、電気がない状態で笑うのもまた不自然なのかもしれない。
・これから来る本格的な寒さに対しても不安だろう。
・引き続き、支え続けたい。

11月20日

・昨晩、ウクライナの姉妹都市リヴィウ州グリニャニ郡から友人3人がやってきた。
・一緒に積み込んだのは防寒具(靴、レギンス、ヒートテックなど計180万円分)、そして現在設置準備を進めている避難所のための家具(机やベビーベッドなど)。
・ちょうどこの日、こちらでも、そして彼らの地元でも初雪を観測した。

・彼らの地元には最近迎撃されたロシアのドローン(12メートル)が落ち、学校の窓が割れるなどの被害が出ている。
・その写真を見せてもらった。
・戦争が終わったら一緒に落ち着いてお茶を飲もながら語り合いたいが、今回も彼らは来て荷物だけ積むとそのままウクライナへ帰国。
・でもまたすぐ会える。次は発電機を購入し、取りに来てもらう予定。

11月21日

ウクライナからいただいたプレゼント。戦争が始まってから生産が始まったものも多い。そうやって戦時中であっても経済を回していこうという精神に脱帽。

11月22日

・信濃毎日新聞からの記事です。
・今回絵を描いた4姉妹のうち、3人目のアリビナは絵が苦手だといつも言っていますが、この子の絵は人の心を打ちます。
・その理由はその絵にメッセージ性があるためで、それは祖国ウクライナへの愛であったり、日本への感謝でもあります。

11月23日

・うちの息子が使っていたベビーベッド。
・2歳の娘にはまだ早いのでウクライナの避難所へ。
・左にいる神父さんとずっとやり取りをし、この避難所の建設に関わってきました。
・ここも1日数時間しか電気が来ないので、次は発電機を入れます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です