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森 鷗外 著
A5判 296ページ
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-478-3

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 シリーズ第7巻「ヰタ・セクスアリス」は、表題作のほか、「魔睡」の2篇を収載。「ヰタ・セクスアリス」は、1909年に発表された小説で鷗外作品としては異色とされる。題名はラテン語で性欲的生活を意味するvita sexualisから。「魔睡」も1909年に発表された短編小説。鷗外のありのままの日常とその日常でうまれるありのままの精神を描写した作品である。

目次

ヰタ・セクスアリス
魔睡

著者プロフィール

森 鷗外 (モリ オウガイ)
文久2(1862)―大正11(1922)。石見国津和野(現:島根県津和野町)出身。明治14(1881)年東京大学医学部を卒業後軍医となり、17年~21年ドイツに留学。40年、陸軍軍医総監・陸軍医務局長になり、軍医として最高職についた。
大正5(1916)年予備役となり、6年帝室博物館長兼図書頭。公務のかたわら、小説家、評論家、翻訳家として活躍。代表作に『舞姫』(1890)、『うたかたの記』(1890)、翻訳『即興詩人』(1892~1901)、『ヰタ・セクスアリス』(1909)、『雁』 (1911)、『阿部一族』(1913)、『山椒大夫』(1915)、『高瀬舟』(1916)、史伝『渋江抽斎』(1916)などがある。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。

正誤表

お詫びと訂正
本文に誤りがありました。お詫びして訂正致します。

76頁 7行目 ルビ
(誤)「軟派」に「こうは」のルビ
(正)「軟派」に「なんぱ」のルビ

大活字本シリーズ 森鷗外