坂本龍太朗のワルシャワ通信(4月5日~11日)
4月5日
日本の中矢さんに送っていただいたウルトラマンやアンパンマンを、ポーランドにいる坂本が支援物資の隙間に詰めて、ウクライナのハリキウにいらっしゃる土子さんに送る。3カ国に渡って日本人の繋がりでウクライナ支援を回せることがとても嬉しく、それを誇りに思う。
(読む支援のお願い)
4月6日
ハリキウに送るために作った作品。数種類作ったが恐らくハリキウ人々には「必勝」が1番届く言葉かもしれない。海外でゆっくりしているウクライナ人男性がいる一方で、多くのウクライナ人女性や20代前半の若者が前線で戦っている。特に、ハリキウにいる人たちはその最前線にいる。空襲に怯える子ども達がいる一方で、無差別攻撃を仕掛けるロシア軍の大人たちがいる。そんな不条理な世の中と向き合う時、幻滅するのではなく、正そうとする意志が必ず勝つと信じたい。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
4月7日
リヴィウからいただいたお土産。行ったことがある有名どころが描かれている。ロシア軍による空爆で、世界遺産に登録されている歴史地区などが破壊されないことを祈っている。そして、いつかまた見に行きたい。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
4月8日
ウクライナ児童生徒が通う学校に植樹のための桜三本と、おもちゃを二箱運び込む。その後、校長先生と子ども達の言語や社会保障などの問題について意見交換。戦争がどうなろうと、環境がどう変わろうと、ぶれずに支援を続けるのみ。
(読む支援のお願い)
4月9日
リヴィウ州の友人からジャムをもらいましたが、一体これはどう開けるべきなのか分かりません。結局ペンチで開けましたが、1度開けたら閉められません。通常の瓶の蓋はどれも合いませんでした。開けたらすぐに全部食べろということでしょうか。
(読む支援のお願い)
4月10日
ドッグフードの支援です。20キロのパックが2袋あります。以前私の家にいたハリキウからの家族が「ロシアは誰ももう住んでいない野良犬しかいない私たちの地域に執拗に爆撃してくる」と言っていたことを思い出しています。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
4月11日
スームィ州に送る寝袋です。孤児院に送るので、子ども達が使います。普段、寝袋と言えばキャンプなどのいいイメージがありますが、戦時下でのウクライナの前線では毎日寝袋で寝なければならないような人達がいます。
(継続支援へのお願い)