坂本龍太朗のワルシャワ通信(3月8日~14日)
3月8日
東欧支援協会から届いたホッカイロ。前回の小包はリヴィウ州に送ったので今回はテルノーピリ州に送ります。朝晩はまだポーランドも、ウクライナも場所によっては零下となります。ベラルーシとの国境を夜通し監視している人々にも役立つでしょう。
(読む支援のお願い)
3月9日
2年経ち
私を残し
子は変わり
変わらないのは
戦禍の世
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
3月10日
ウクリアナより楯をいただきました。世の中は「支援疲れ」とも言わば言え、我がなすことは我がのみぞ知る。支援疲れなんてとっくに通り過ぎ、今は「支援慣れ」。自由への戦いはまだまだここから!
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
3月11日
ウクライナからいただいた想いが詰まった手作りプレゼント。デリケートなので日本に持っていくには難しいかもしれないが、しばらくは支援部屋に飾っておこうと思う。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
3月12日
ポーランドも3月12日になったところです。先程のNHKラジオの番組「けさの''聞きたい''」、聴き逃しサービスをこちらからご利用いただけます(日本国内に限る)。通勤中などで聞けなかった方、落ち着いた際にぜひウクライナについて考える機会にしていただければと思います。
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html...
夜遅くドイツから車が2台到着。ウクライナの友人たちがドイツで支援車両を購入し、ウクライナに戻る途中で私の家で事前に手配してあった食料などの支援物資を詰め込み、戦地へ戻る。いつものように、複雑な気持ちで見送ることになる。
(読む支援のお願い)
3月13日
今は亡き、友の墓前に送るものを支援物資と共に。多くの友を失ったが、最初に失った彼とその家族のことを今でもよく考え変な罪悪感を持ってしまうことがある。そんな気持ちを支援活動の熱に変えていくしかない。
(読む支援のお願い)
3月14日
沖縄出身のミュージシャン金城さんがポストカードなどを売って支援金を作り、送ってくださいました。早速ウクライナ側と協議し、今回は絵の具や筆を大量に購入し、早ければ今週末にウクライナ入りします。絵を描く時間は無心になれ、それ自体が大きな心の休息につながります。それぞれの方からの小さな支援が集まり、子ども達の大きな、そして数え切れない笑顔を生み出します。
(金城さんのページ)