坂本龍太朗のワルシャワ通信(11月30日~12月6日)
11月30日
ツェレスティヌフ郡国際交流協会関係者の友人たちが撮ってくれた写真を共有します。
参加した皆さんから、ご飯も美味しかったし、式典そのものが楽しかったと言われ、ほっとしています。
12月1日
春から穴は空いていたんですが、さすがにこの季節は穴が空いた靴は寒いです。
とはいえ、靴を買うなら自分のためではなく、冬靴がないウクライナの子どもに買ってあげたい。
まだ履けるので、とりあえず応急処置しました。
大使館より写真をいただきました。
平日のお昼、零下にも関わらず私のために集まってくれた日本、ポーランド、ウクライナの友人たちに対し心より感謝申し上げます。
お呼びできなかった皆さんへもメッセージがありますので後日改めて投稿致します。
こちら、大使賞をいただくにあたり、お越しいただいたお客さんにお渡しした書道の作品です。
普通の「絆」に見えますが、実はこちらポーランド語で絆を意味する「więzy」の5文字を使って書いた作品です。
今年、ウクライナの子どもたちへのクリスマスプレゼントも書道にする予定で、そちらはウクライナ語で考えています。
12月2日
ポーランドにいながらいかに日本との繋がりを保てるのか。
様々な方法があるが、そのひとつはやはり食であることに間違いはない。
もちろん家で作ることもできるが、ワルシャワに行けば本場の味にも出会える。
3.5トントラックに積んだウクライナ支援物資。
一体どのようなものがあるのかを報告いたします。
これらはウクライナ西部まで運んだ後、ウクライナ国内各地に郵送しました。
12月3日
以前ポーランドで購入し、子どもたちに支給したパソコン。
その後ふと、キーボードがウクライナ語になっていることに気づく。
聞けばウクライナ語キーボードシールを購入して貼り付けたとのこと。
それがこちら!
12月4日
昨年、ウクライナの子達1025人にクリスマスプレゼントとしてお菓子セットを贈りました。
今年はお金ではなく時間をかけ、こんなウクライナ文字を使った書道作品を考案しました。
目標は2139作品です。
すでに作り始めています。
ある意味政治に対して無力だと感じ続けると、最終的には皮肉話をたくさん作り不満のはけ口とするのだろう。
アネクドート(小噺)第5弾。どうぞご覧ください。
11月5日
ポーランドに避難しているウクライナの子どもたちが出身地を書いてくれた。
キーウ、ブチャはみな知る地名で、他にもザポリージャやマリウポリ、ヘルソンなども。彼らが平和なふるさとに帰れるまで、支えたいと思う。
12月6日
160作/2139作(目標)
1作品作るのにラミネートも入れると約5分。
100作品で500分=8時間半。
まだまだ先は長いが、これも修行だと思えば続けることに意味がある。
2139作品書き終わった時の達成感はすごいものになりそうだ。