坂本龍太朗のワルシャワ通信(6月27日〜7月3日)
6月27日(1)
リヴィウ州グリニャニ郡より感謝状をいただきました。
私の名前こそ書いてはありますが、日本のみなさんの支援に対していただいたものであることに疑いの余地はありません。
日本から支援してくださるみなさんにウクライナの声も代表して感謝申し上げます。
6月27日(2)
ヘルソン支援第6弾「消防ホース10本」
吸水ポンプも様々な種類があるため、消防ホースもいくつかの種類が必要になる。
そのためこの10本に加え、一回り大きいホースを5本別に購入してヘルソンへ。
6月28日(1)長野県千曲市の更埴子ども劇場より、第14回目となる支援金をいただきました。
夏休みとは言え支援が必要なくなるわけではありません。
この夏も引き続きウクライナで、空襲警報に日々さらされている子どもたちの支援を続けて参ります。
引き続きどうぞよろしくお願いします。
6月28日(2)
日本からいらしていた秋庭さん(今年2回目の訪問)からウクライナの子どもたちのためにと浴衣を30着いただきました。
いずれウクライナの小学校で日本祭りができると思います。
子どもたちの喜ぶ顔が今から目に浮かぶようです。
秋庭さんには日本祭りでの着付けも手伝っていただきました。
6月29日
ウクライナに浴衣を搬入するにあたり、浴衣だけでは困るので着付けのし方を動画にして送ります。
男性用浴衣もいただいたので、いずれは男性用浴衣の着付け動画も撮影しようと思います。
6月30日
Jinriki(中村正善社長)に提供いただいた車椅子補助器具約70台、本日クラクフ在住の美術家宮永匡和氏に、片道3時間かけて届けていただきました。
ここからさらに提供先を選定し、ウクライナ各所に搬入してまいります。
7月1日(1)
ウクライナへの搬入作業。
今回は食料に加えて子どもたちへの遊具なども運び込む。
本格的な領土奪還が始まってからウクライナの子どもたちは日々空襲警報に晒されている。
少しでもストレス解消になる機会を。
7月1日(2)
最近は日本祭りでの展示会向けに描いていたので墨絵関係の報告ができておりませんでした。
こちらはウクライナの小学校に届いた墨絵です。
祭りが終わったので、そろそろ墨絵支援を再開したいと思っています。
7月2日(1)
搬入作業。
今回は主にヘルソン支援物資だが、避難所や孤児院への遊具やjinrikiも。
最近、7月5日にザポリージャ原発でロシアがテロを計画しているとしてポーランドへの避難民がまた増えている。
何が起きても、諦めないという意思は変わらないが、怒りは増える一方。
7月2日(2)
今週末だけでウクライナの小学校から2つ、卒業生戦死のニュースが入ってきました。
学校の卒業生であるだけではなく、在校生のお父さんでもある彼ら。
それも20代、30代の若さ逝ってしまった。
胸が痛む理由の1つは、彼らが祖国の自由を見る前に帰らぬ人となってしまったこと。
死に慣れてきてしまう自分にも腹が立つ。
7月3日(1)
熊野の想い届けよらい!からの気持ち、そして支え、しっかりとウクライナに届いています。
また、これからも届けられることをとても心強く感じています。
代表の山本さん、本当にありがとうございます。
9月に初対面できることを今から楽しみにしています。
7月3日(2)
ヘルソン支援第7弾「歯磨き粉」搬入前日に依頼を受け購入。
搬入まで一週間あればインターネットで大量に注文するが、直前の場合には店に行ってある物をかき集める。
買い出しに行くと、支援が始まった当初手探り支援に明け暮れていた日々のことを思い出す。