坂本龍太朗のワルシャワ通信(7月12日〜7月19日)

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依頼を受けて搬入するおむつ。

このおむつの流れは「販元/製造元」→「我が家(仕分けなど)」→「搬入する友人宅(今ここ)」→「ウクライナ西部の拠点」→「支援先」となる。

この友人は月に2回ウクライナへの搬入を続けてくれている。

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37日にウクライナ領事館で申請したパスポート、4ヶ月以上経った711日にようやく発行の連絡あり。これ以上延びるとビザ取得が間に合わず来日がと心理的に大きなストレスを抱えていたが、ようやく肩の荷が半分降りた。子どもたちはパスポートなしでウクライナからポーランドへの国境を越えてきたわけで、パスポートやビザについてどこまで理解しているのかは正直分からないが。子どもたちにとって、人生初のパスポート。次の日本入国のためのビザ取得は、私の仕事。

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長崎近辺の皆様、来週末からは長崎県庁にて展示会を開催していただけます。

お近くの方、ぜひ足をお運びいただき、ウクライナに心をお寄せください。

佐野さん、開催へのご尽力に心より感謝いたします。佐野さんとは以前ワルシャワ大学勤務をなさっていた頃からのご縁です。

先日は昨年戦死した友人の誕生日だった。

彼の年齢を忘れることは決してない。

というのも、彼は私と同い年だからだ。

彼の人生は36で止まったが私は生き続けることを許された。

ウクライナではよく「英雄の魂は永遠に生き続ける」と言われるが、できれば肉体も生き続けてほしかったと強く思う。

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ウクライナからのお土産で、私の人形をいただきました。

リヴィウ州の人形職人クリスティーナ・クシニルさんの作品です。

何の変哲もないシャツもズボンも靴下も、支援中によく来ているものです。

人形を作るために私の動画を全て見てくれたそうで、感謝感謝です。

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久々の首都ワルシャワ。

支援から少し休憩して音楽の世界へ、と思ったが「ウクライナ支援をしている日本人」と紹介され簡単なウクライナ関係スピーチをすることに。

その後アンコールを含め計7曲、歌と太鼓とコカリナと。

Foto:ヤシェック

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3.5トン車両に23000枚を超える子ども用オムツを詰め込みヘルソンへ送り出す。

車両もそのままウクライナ国内での物資輸送を支えるため、ウクライナで使ってもらいます。

この詰め込みには4人で1時間。

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の日だからというわけではないが、夏休みに家で閉じこもっている子どもたちに、少しでも自然の中で好きなことを見つけてほしいと思いまとめて預かり連れ出す。

近所の池で1時間は問題なく過ごせる。

カモに餌をあげたり、蛙を捕まえるのが大好き。

日本の子どもたちと変わらないから、なおさらこの小さな背中を支えたくなる。

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今回の搬入では1車両にウクライナ国内複数個所に対する支援をまとめて入れる。

ウクライナ国内に搬入後混乱が起きぬよう、段ボールなどに宛名や届け先の施設名などを記入しておく。

ポーランドに拠点を置いているとポーランド国内避難民への支援に加えウクライナ全土に目を向けやすいというメリットもある。

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ウクライナから切手をいただく。

特に、ここ最近支援に力を入れているヘルソン由来のスイカの切手は一番心に残る。

赤は血や炎、スイカの種はロシア軍の砲弾が描かれている。

スイカの名産地として知られるヘルソンに平和が戻るまで、平和なスイカが描かれるようになるまで支援を続けたいと強く思う。

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