坂本龍太朗のワルシャワ通信 11月24日〜11月30日
一昨日、長野県坂城町で主催していただいた小中高生との交流会の様子、記事となり送っていただきました。
いつか、直接向かい合って子どもたちに語り掛けることができる日を今から夢に見ています。
11月24日
・最近、新聞記事ばかりですいません。
・今朝の朝日新聞の記事を支える会の竹下代表に送っていただきました。ウクライナの子ども達の絵画展、彼らの祖国や日本に対する思いをとても素晴らしくまとめていただいております。
・新聞にはウクライナからのオンライン授業を受けていると書かれている子どもたちですが、今日は地元の学校で入学手続きをします。
・ウクライナからのオンライン授業はミサイル警報や、電力、ネットの問題から大変不安定で、授業どころではないためです。
11月25日
・ウクライナ西部でミサイル警報のよって地下に追いやられている無実な子どもたち。
・12月、彼らにサンタクロースが来ることを約束したいと思う。
・彼らのふるさとも、家や家族を破壊するのも大人。
・でもそれを正そうとするのも大人だということを示したい。
11月26日
・フェリシモこども基金企画
・~ウクライナに電気を届ける~
・ウクライナに届き始めた発電機。
・まずは10台を小学校や避難所に。
・今月中にあと40台は搬入する予定です。
・真っ暗な地下に光を!
・もちろん電気が届かなくてもお茶を作ったりヒーターと繋げたりもできます。
11月27日
・日の丸シール80枚(1枚15 x 10.5cm)印刷すれば一瞬だが、やはりここは手書きにこだわりたい。効率が悪いことは分かっているが、人は誰しも効率が悪いと分かっていながら続けてしまう習慣があり、これは私にとってのそれに当たる。ただ、決して無駄な時間を過ごしているわけではなく、日の丸を描く時間は次の支援について考える貴重な瞬間だ。そしてもちろん、このシールが貼られた物資を受け取る人々も、きっと手描きの方が嬉しいに違いない。これらは今家で山積みになっていく発電機に貼られる。
・5歳の我が息子、ウク娘たち4人を連れて家から15分離れたところのあるテーマパークへ。彼らにとっては人生初めてのアトラクションだ。昔からずっと連れてきてあげたかったので、正直私の夢が叶ったといえる。子どもたち5人を相手にして、いちばん疲れたのは絶対に父ちゃんだと思う。
・これは日本で開かれている絵画展の絵を25枚も描いてくれた子どもたちへ、お父さんからのご褒美。
11月28日
・ヘルソン州からウクライナ西部に避難している家族に食料品などを届けてもらう。
・私だけじゃ誰も救えない。
・でもこうやって色んな信頼できる人々と協力すれば、会えなくても支援が必要な人々に届けることができる。
・頑張れ、ウクライナ!
・フェリシモこども基金企画
・~ウクライナに光と熱を~
・決して負けない。ロシア軍によっていくら光と熱が奪われたとしても。ウクライナにがんがん発電機を投入していく。既に10台搬入済み。今日は追加で50台のポータブル電源と3台のガソリン発電機を入れる。ポータブル発電機は2.5時間で充電でき、瞬間最大300Wの小型発電機として使える。車やUSBでも充電でき、容量も75000mAh/240Whと大きい。
11月29日
朝7時半、リヴィウ市からトラックが私の自宅に。目的は発電機の輸送。
11月30日
リヴィウ州グリニャニの教育委員会よりいただいた感謝状。 いただく感謝状は全て、「激励状」と考え今後の支援の力に変えていく。