坂本龍太朗のワルシャワ通信(10月20日〜10月25日)
10月20日
長野県千曲市の更埴子ども劇場より、第六回目の支援金として5万2528円をいただきました。
これでまた、ウクライナに子どもたちの笑顔という花を咲かせることができます。
その花は周りの大人も勇気づけること、間違いありません。
ご支援感謝です。
75歳の土子文則(つちこ ふみのり)さんがたった1人でハリキウにて避難民支援を実施なさっています。そこにいる避難民を直接支えることができなくても、フミさんを通して支えることができる。まずはフミさんの状況だけでも多くの方に知ってほしいと思っています。
10月21日
・ポーランドにいてもウクライナからオンライン授業が受けられるのはいいが、昨日はミサイル警報で2時間授業は中断。それ以外にも学校の電気がなくなることも珍しくない。
・今回はウクライナ語の授業中に学校が停電し、遠方から授業を受けている子どもたちだけ残された。見るに見兼ねてウクライナの子どもたちに日本語授業を行う。
・電気がなく、ミサイル警報で地下に避難しなければならない子どもたち。真っ暗な中何時間も過ごさせたくない。
・侵略240日目。420本のガスボンベの搬入準備完了。ウクライナでロシア軍による無差別攻撃でインフラにも大きな被害が出ている。そうなると人々は公共インフラに頼らずある程度自立して生活していかなければならない。そのためこのようなキャンプ用品が求められている。
・ウクライナ、一緒に頑張ろう!私たちは決して負けない。
10月22日
・ウクライナの子どもたちに追加で絵を描いてもらった。前回長野県坂城町に送った絵画と合わせ、計19作となる。ウクライナに対して、今年初めのような関心をまた持ってほしい。今後日本各地でお願いする絵画展~今、平和への願いを伝えたい~の目的はそこにあります。
・これは、ウクライナの子どもたちの戦いでもあります。ぜひ多くの方に子どもたちの絵を見ていただきたいと思っています。
10月23日
日本各地で開催されることになるウクライナの子ども達の絵画展、以前行ったクラウドファンディングでほとんど全て渡邊さんに丸投げしたこと続き、こちらの日程調整や各地とのやりとりを支える会代表の竹下さんに任せきっています。その分私はこちらでウクライナ支援に集中できることは本当にありがたく、支援を進めることでみなさんに感謝を伝えていきたいと思います。
・昨日の信濃毎日新聞の記事を送っていただきました。第1弾として長野県坂城町に送った10枚の絵画が本日も展示されています。絵を描いた子どもたちにも記事を送りました。言葉が通じない外国でお金を稼いでいるわけでもない子どもたちにとって、ウクライナを平和にするために何も出来ず、避難して平和を待つだけというのはとても辛いことです。避難民を支援民にすることでそんな傷を癒していけるのではないかと最近ずっと考えています。
・この子どもたちはまさにそれを実践してくれています。今後も各地で展示会が行われると思いますので、ぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。言葉が通じなくても、絵から平和への想いを伝えたいというのが子どもたちの願いです。ぜひみなさんの街でもご企画ください!
10月24日
・リヴィウから来ているクリシャはケーキ作りがとても上手い。こちらに避難してきてから何度も美味しいケーキを作ってくれた。正直、このままポーランドに残ってカフェを開いてほしいぐらいだ。2歳9ヶ月の娘がいるので、作るのはいつも深夜。別に私が作ったわけでもないのに、周りの人に写真を見せて自慢してしまう。
10月25日
昨日投稿したウクライナのあるお母さんが作っているケーキ、想像以上に反応があったのでこの際ポーランドに来てから作ったケーキ写真をいくつか送ってもらいました。
欧米のケーキは私にとって、見た目はよくても中は砂糖の塊のような場合が多く、おいしいケーキに巡り合うのはそこまで簡単ではありません。しかし彼女のケーキは見た目よし、味よしです。