森 鷗外 著
A5判 352ページ
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-476-9
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シリーズ第5巻「渋江抽斎」は鷗外の史伝小説の第一作であり、史伝三部作の一つである。江戸時代の侍医、考証学者であった渋江抽斎とその妻五百や子孫について描いた作品。江戸時代のお金事情や、女性が軽んじられていた時代にたくましく生きた妻五百など、抽斎の生き様以外の魅力も詰まった作品である。
目次
その五十八
その五十九
その六十
その六十一
その六十二
その六十三
その六十四
その六十五
その六十六
その六十七
その六十八
その六十九
その七十
その七十一
その七十二
その七十三
その七十四
その七十五
その七十六
その七十七
その七十八
その七十九
その八十
その八十一
その八十二
その八十三
その八十四
その八十五
その八十六
その八十七
その八十八
その八十九
その九十
その九十一
その九十二
その九十三
その九十四
その九十五
その九十六
その九十七
その九十八
その九十九
その百
その百一
その百二
その百三
その百四
その百五
その百六
その百七
その百八
その百九
その百十
その百十一
その百十二
その百十三
その百十四
その百十五
その百十六
その百十七
その百十八
その百十九
著者プロフィール
森 鷗外 (モリ オウガイ)
文久2(1862)―大正11(1922)。石見国津和野(現:島根県津和野町)出身。明治14(1881)年東京大学医学部を卒業後軍医となり、17年~21年ドイツに留学。40年、陸軍軍医総監・陸軍医務局長になり、軍医として最高職についた。
大正5(1916)年予備役となり、6年帝室博物館長兼図書頭。公務のかたわら、小説家、評論家、翻訳家として活躍。代表作に『舞姫』(1890)、『うたかたの記』(1890)、翻訳『即興詩人』(1892~1901)、『ヰタ・セクスアリス』(1909)、『雁』 (1911)、『阿部一族』(1913)、『山椒大夫』(1915)、『高瀬舟』(1916)、史伝『渋江抽斎』(1916)などがある。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。