芥川 龍之介 著
A5判 320ページ 価格 3,500円+税
ISBN978-4-86251-405-9
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シリーズ第6巻として、「河童」「桃太郎」「猿蟹合戦」「かちかち山」「犬と笛」「仙人」「三つの宝」「貉」の8作を大活字、読み仮名付きで収載している。「河童」は芥川龍之介の晩年に書かれた小説。人間の世界と河童の国を描くことで当時の人間社会を風刺した作品。「桃太郎」「猿蟹合戦」は、誰もが知っているお伽話のその後を芥川流に描いている。他ファンタジー的な作品もあり、多彩な作品が揃っている。
目次
河童
桃太郎
猿蟹合戦
かちかち山
犬と笛
仙人
三つの宝
貉
著者プロフィール
芥川 龍之介(アクタガワ リュウノスケ)
1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大在学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。