坂本龍太朗のワルシャワ通信(6月5日〜11日)
6月5日
昨年3月に避難所で出会ったクリヴィーリフ出身の友人が突然訪問してくれ、プレゼントをくれた。
いただいたのはウクライナで有名な人形。
この人形は今、ウクライナで軍服を着ているものもあるが、今回いただいたのは
6月6日
子ども関連イベントに6人の子どもたちを連れていく。
フェイスペイントで猫になった子、そして左右の頬にウクライナ国旗と日章旗を描いた子。
なんとも微笑ましい。
いつか、日本ウクライナのサッカー親善試合などが行われたら、私も描きたい。
6月7日(1)
搬入車両に積み込んだのは大人向けの服や靴以外に、ウクライナ西部の小学校に送る運動用マットやトランポリン、その他おもちゃなど。
ウクライナの小学校の先生たちからはこういった物資が今子どもたちにとって「とてもとても」必要だと聞いている。
6月8日
日本から私の住む田舎町まで来ていただいたのは
柔道の吉田秀彦氏(バルセロナ五輪金)、北島康介氏(アテネ五輪、北京五輪二連覇)、萩野公介氏(リオ五輪金)、そして元K1ヘビー級選手の草津賢治氏。
ウクライナへの支援物資を直接手渡ししてくれました。
北島さんと草津さんは今回で3回目です。
6月9日
世界広しと言えど、日本が誇るトップアスリートを集団でくすぐったり、噴水や芝生用の水をかけたりして遊べるのは恐らくこの子達ぐらいだろう。
しかし、ウクライナの子達のそんな姿に私たちが元気をもらっていることは間違いない。
6月10日(1)
ウクリアナの子どもたち124人が在籍する小学校でのチャリティーコンサート。
ショパン音大卒の日本人ピアニスト青木春奈のピアノ演奏で、日本人が歌う「ウクライナ国歌」
6月10日(2)
ウクライナの子どもたちへのチャリティーコンサートその②和太鼓演奏
計4曲。3時間太鼓の練習をするより、15分のコンサートの方が筋肉痛になる理屈が説明できない。
6月11日
信濃毎日新聞の記事です。
ここにある4姉妹のうち、3人はポーランドで2度目の誕生日を迎えることになってしまいました。
祖国がどのような状況にあろうと、家族がどこにいようと子どもたちは成長し続けます。