坂本龍太朗のワルシャワ通信(8月30日~9月5日)
8月30日
こちらの窓はリヴィウ州のある小学校のもので大変古く、戦前から交換が必要でした。空爆の振動でいつ落ちてもおかしくない状況で、子ども達は下でイベントなどを行っていました。戦争が始まり、電気のない寒い冬はすきま風の問題もありました。ついに手をつける時が来ました。
(ウクライナの子ども達を支える会)
https://www.facebook.com/sasaerukai.ukraine
8月31日
夢は周りと共有しなければただの自己満足で終わることがある。今回、菅野さんの支援も得てドリームノートを作成。印刷所もウクライナの子ども達のためと話したら、デザインの微調整を無料で行ってくれた。今後3000人のウクライナの子ども達と共有する。「平和実現」とう夢は、まだ道半ばだが、みんなで頑張れば必ず実現する。
(読む支援のお願い)
9月1日
新学期開始前に絶対届けたかったプリンター3台がテルノーピリ州クレメネチ小学校に届きました。教科書がなくてもある程度はこれで教育の質を改善することができます。それに加えてバスケットゴールを2台送りました。
(ウクライナの子ども達を支える会)
https://www.facebook.com/sasaerukai.ukraine
9月2日
夏休み終了直前、ウクライナの子ども達と。夏休みには避難民らが結成して私もメンバーとして入っているウクライナ自助団体「葵」主催で、子ども達にウクライナ語やウクライナ文化を伝える活動が行われた。「自助」「共助」は今後の支援のキーワードになっていくかもしれない。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
9月3日
ポーランドでもウクライナでも新学期が始まりました。ポーランド・シベリア孤児記念小学校は新校舎と日本庭園と共に新学期を迎えます。始業式には君が代も流されました。式では予期せず、感謝状と楯をいただきました。その後の会議でPTAで三役になり、私の今年度の担当は経理です。
(読む支援のお願い)
9月4日
昨晩も空襲で子どもも犠牲になっている西部リヴィウ州。そこの小学校で窓ガラス修繕が完了しました。今にも落ちそうで冬は寒気を学内に送り込んでいた窓でしたが、今回の改修で防寒ガラスに変えられ、新学期からの子どもの安全確保ができ、そして次の冬は多少過ごしやすくなるでしょう。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
9月5日
ポーランド・シベリア孤児記念小学校の日本庭園、ついに歩道が完成し、最後まで砂利を敷くことができました。一昨日には在ポーランド日本国大使館の宮島特命全権大使にも初めてご覧いただきました。これから毎日子ども達が庭園を見て通学します。
(継続支援へのお願い)