坂本龍太朗のワルシャワ通信(7月19日~25日)
7月19日
今回届いた教育支援物資はソーラーパネル付き発電機や技術家庭科の授業で使う工具など。夏休み中なので小学校にいた校長先生達数人のスタッフが搬出をしてくれた。休み明け、子ども達の驚く顔が今から楽しみ。毎回私の家からウクライナの小学校まで物資を運んでくれる支援仲間は1番右の男性アンドリー。その隣は校長先生。
(ウクライナの子ども達を支える会)
https://www.facebook.com/sasaerukai.ukraine
7月20日
オデーサからの「アズナウリ」という日本語のような名前のお酒をいただきました。百獣の王ライオンが描かれています。私はお酒は嗜みませんが、日本に送れるお土産がまた増えました。
(読む支援のお願い)
本日、信濃毎日新聞で記事にしていただきました。ベトナム戦争の頃には「ベトナムの子供を支援する会」ができ、今は「ウクライナの子ども達を支える会」がある。戦争はどの時代にもありますが、一方で戦禍にある子ども達を支えたいという大人もまた存在すること。それは希望です。
(ウクライナの子ども達を支える会)
https://www.facebook.com/sasaerukai.ukraine
7月21日
日本に新たな絵画22作品を郵送しました。印象に残った3作品だけ紹介します。「キーウの小児科病院への攻撃」、「日本への感謝」、そして「軍」の絵です。日本で多くのみなさんに見ていただけますように。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
日曜大工。大工と言っても今回は庭仕事です。家の玄関前を和風にしました。竹としめ縄を使った四ッ目垣です。これで隣の野花畑から花たちが歩道に背伸びするのを多少は防げると思います。縄は墨汁で染めたので手がまた黒くなりました。
(読む支援のお願い)
7月22日
テルノーピリ州クレメネチ小学校から感謝状をいただきました。支援を続けられるのは日本からの支援があり、物資を運送してくれる仲間がおり、小学校や地域の状況を細かく報告してくれる先生がおり、子ども達が笑顔を届けてくれるから。皆様に感謝いたします。
(ウクライナの子ども達を支える会)
https://www.facebook.com/sasaerukai.ukraine
7月23日
リヴィウ州の小学校1年生が作ってくれたウクライナの民族人形です。このようなお土産は割れないですし軽いので、日本に郵送する際とても助かります。子ども達が人形に込めてくれた気持ちを想像してから日本に送ります。
(読む支援のお願い)
7月24日
「更埴子ども劇場リョウタロウ応援隊」から、第27回目の支援金として8万3651円をお送りいただきました。本日で本格的な侵略から2年5カ月となります。2年5カ月前はここまで戦争が長引くとは、ここまで避難生活が、ここまで支援活動が続くとは想定もしておりませんでした。しかしありがたいことに、ここまで日本から支えていただけることもいい意味での想定外でした。感謝感謝です。
ウクライナの小学校にある技術家庭科の授業支援のため、工具箱を10セット送ります。修理、建築などの知識は将来のウクライナに大変必要なスキルです。今から将来のウクライナ再興人材を育成しておくための教育と復興のダブル支援です。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
7月25日
日本時間で金曜日、朝7時27分頃からNHKラジオに生出演いたします。本格侵攻から2年5ヶ月経った今、ウクライナ支援における最新の状況をお伝えしたく思いますので、ぜひお聞きください。
https://www.nhk.jp/p/my-asa/rs/J8792PY43V/
リヴィウ州の小学校の子ども達に支援物資を送るのに合わせ、そこにはまだ「道」を入れていなかったので約300作書いて追加しました。全て、裏にはウクライナ語でのメッセージがついています。子ども達の手に渡るのは新学期が始まる9月です。
(継続支援へのお願い)