坂本龍太朗のワルシャワ通信(3月29日~4月4日)
3月29日
クラクフの支援団体から食糧の支援をいただき、ほとんどをウクライナ各地へ、そして一部をポーランド国内のウクライナ避難民に配りました。ポーランドは食料品のインフレも激しく、調べる余裕はないですがウクライナ家庭はポーランド家庭に比べエンゲル係数も肌感覚で結構な差があると感じています。
(読む支援のお願い)
3月30日
ここ2年間はウクライナ支援で書道や墨絵に取り組むことばかりなので、ついに「日宇友好」の篆刻を掘りました。書道や墨絵は主に子ども達へのプレゼントや、ウクライナ国内でバザーなどで売ってもらい資金作りに使ってもらっています。今後も「書く/描く支援」を続けて参ります。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
3月31日
今まで支援を一度も入れてこなかったリヴィウ州の田舎の小学校に初の支援物資を送ります。子どもの数は全員で187人という中規模の学校ですが、この数ならということで結局始めてしまいました。今回は多くないのでラミネートも全て私がやります。イースター後に搬入車両が来るので、それまでに仕上げます。
(読む支援のお願い)
4月1日
日本から書店に並ぶ拙著の様子を送っていただきました。平積みされているところはもうほとんどないと思いますが、今でもこうして置いてくださっていることに感謝です。この本の内容は「現状」です。早く「歴史」になる日が来ることを望みますが、同時に「歴史化」していない現状に多少驚きを感じています。
(読む支援のお願い)
4月2日
スームィ州の孤児院に愛媛からお送りいただいたおもちゃが無事に届いたという連絡が入りました。スームィはここ最近、頻繁に空襲を受けています。そのため、報告を送ってくれるだけでありがたいことですし、普段はそんな余裕はありません。
(読む支援のお願い)
4月3日
今まで何度かあったタイヤ支援ですが、今年の第1号はポーランドからスームィ州まで物資輸送をしているウクライナ人ボランティアのための「夏用タイヤ」です。4つで約2万円の中古タイヤですが、しばらくは支援の足になってくれます。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
4月4日
ウクライナ各地から届く報告写真には日々目頭が熱くなる。最近はロシアからの無差別攻撃で教育機関やエネルギー設備がダメージを受けており、これから子ども達がオンライン授業を受けるためのパソコンや発電機を購入することになる。
(継続支援へのお願い)