坂本龍太朗のワルシャワ通信(12月21日~27日)
12月21日
防寒具支援。安心、安全は無理でも、せめて「ぬくもり」ぐらいは届けたい。冬は寒くなり、ボランティアの数も減ってしまう。そんな時だからこそ、支援を続けることにはより大きな意味合いが出てくる。
(継続支援へのお願い)
12月22日
あと少しで目標としている2139作品に到達します。現時点で、すでにこの目標以上のクリスマスプレゼント作品を作ることが確定しています。
昨晩は500作品をウクライナのテルノーピリ州に搬入しました。
子ども達、ラミネートよく頑張りました。
(継続支援へのお願い)
https://encr.pw/4FsKh
書道プレゼント全てにつけたメッセージ(日本語訳)
寒い冬。晴天も珍しくなる季節。でも、君の人生の太陽はどこ?かりに私たちの人生が80年だとして、その人生を1日に例えてみよう。今60歳のおじいちゃんは18時。40歳のお母さんは12時を生きている。じゃあ君は何時?7歳なら午前2時6分。15歳なら朝4時半。君の人生の太陽はもう昇ってる?いや、まだだよね。君の人生はまだ寝ている時間。
今は戦争でとても大変な時だよね。でも決してあきらめないで。春が必ず来るように、君の人生の太陽はこれから昇るものだから。明るくなって、初めて世界がよく見えるようになる。今回、ウクライナ語の「道」のアルファベット5文字を使って、日本語で「道」を書いて君にプレゼントするよ。君の人生の道はまだ始まったばかり。これから、君には広くて明るい、未来の道が開けていることを忘れないで。
(継続支援へのお願い)
12月23日
ウクライナの子ども達約40人が大使公邸を訪問し、書道体験をしてもらいました。約2時間とにかく彼らのことだけ考えていました。ずっと書いていたので写真はほとんどありませんが、このおにぎりはウクライナの子が「お兄ちゃん忙しそうだから作ってきてあげた!」と持ってきてくれたものです。孤児院の子達から、何度も「お母さん」と書いてほしいと頼まれました。
(継続支援へのお願い)
12月24日
昨日のウクライナの子ども達への書道体験、写真を1枚いただきました。
昨年リヴィウ市議会議長からいただいた緑のトレーナーに、日章旗もついていたためか、「義勇兵の方ですか?」と聞かれました。
確かに、筆を持って平和のために戦っている最中でした。
(継続支援へのお願い)
メリークリスマス!ウクライナの子ども達へのクリスマス書道プレゼントは結果として2700作品を超えました。
1部は来週の搬入でウクライナに入れます。
支援を手伝ってくれているこの子達にも、サンタクロースは必ず来ます。
だって、この1年も頑張って生き抜いたんだもの。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
12月25日
クリスマスのプレゼントをいただきました。
ウクライナの手作りクリスマス飾りに花瓶です。
飾りには「クレメネチ(街の名前)」の文字が、そして花瓶にはウクライナのシンボル「赤いガマズミ」が描かれています。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
12月26日
防寒具としての手袋。12月末までは極寒にはならずに済みそうでほっとしている。
この冬も気温はウクライナの人々に味方してほしいと願う。
それでも寒いことには変わらないため防寒具は入れ続ける。
(継続支援へのお願い)
https://readyfor.jp/projects/chikuma-ukraine-support
12月27日
私の車です。
ウクライナに入れる防寒具や食料、お菓子、魔法瓶など。
搬入車両への詰め込みを手伝ってくれるウクライナの友人たちの避難所へ2回に分けて運びます。
(継続支援へのお願い)