坂本龍太朗のワルシャワ通信(5月1日〜5月7日)

子どもたちの支援で最も役に立つのは、2人の子どもを育てている父としての経験。

支援対象の子どもの年齢を聞けば、どんな物資が必要になっているのかがある程度想像できる。

そして、物資と共に年齢相応のおもちゃを添えるようにしている。

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ハリキウに送ったパワーバンクを見ながら、先日ゼレンスキー大統領が言った

できるだけ多くの命を救いたい。そのためには武器の数が重要だ」

という台詞について考えている。

武器が悪いんじゃない。誰が使うかが問題だ。

ウクライナは武器を、命を、国を、自由を、そして家族を守るために使っている。

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去年買った救急車が部品交換のため、ウクライナ東部から西部に数日間戻ってきました。

正直、道路環境がよくないので車両も定期的にメンテナンスが必要です。

部品を交換したら、物資を大量に積んでまた人命救助と民間人避難のため、ウクライナ東部を中心に走り回ります。

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近所に避難していたリヴィウ州出身の友人が一時帰国。

1ヶ月近く会えないが、その前にこんなに素敵なプレゼントを置いていった。

手作りの薔薇のお菓子。

とにかく無事で家族と再会し、短いが充実した時間を過ごし、またポーランド出会える日まで。

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日本から届いたおもちゃの仕分け作業。

壊れた物、日本語の説明しかないボードゲーム、日本語の本、ピースが揃っていないパズル、DVD欧州は日本と方式が異なる)などと、ウクライナに送れるものをそれぞれ子どもたちに選別してもらう。

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みなさんのおかげで3台目となる救急車が購入できました。

支援金を寄せてくださる方、本を読んで支援してくださる方、そしてこの写真にいる盟友オルガは今回も救急車の手配と引き取りに行ってくれました。

多くの人の力が合わさり、今後数え切れない命を救ってくれるでしょう。

今まで送った車両9台は今も全て無事で、活躍を続けています。

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実際に救急車に乗り、試運転。

普段私が持っている自家用車より高く、そしてとにかく広い。

ポーランドからウクライナへは人ではなく物資を運ぶが、これなら相当な量を詰め込めそうだ。

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救急車におむつを約1400枚詰め込む。

残ったスペースには食料を入れる。

おむつはウクライナ国内の病院からの支援依頼に応えたもので、まずはウクライナ西部に送り、そこからは別の友人に運送を任せる。

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