坂本龍太朗のワルシャワ通信 12月1日〜12月7日
我が家の電気をウクライナに送る。
ハリキウへは今年最後のの搬入。
ポータブル電源を満タンまで充電して送る。
その他防寒具やガソリン発電機などを積み込む。
これはピアニストの中村天平さんから預かっている
大切なもの。
本日は緊急性が高く、後から別のものを購入することでウクライナに送らせていただく。
12月1日
・朝から涙が止まらない。ウクライナの友人から届いたメッセージと写真に。。。
・(メッセージ日本語訳)
・開戦当初から支援の手を緩めていない日本人は、私達のニーズで呼吸をし、いつ、どこに、だれに、何を送るのかを知っている。こちらが支援要請をする前に、必要な物資をどこからともなく把握しかき集めてくれる。現在暗闇の中にあるリヴィウ市内。今回は私達の街の小学校のために発電機を届けてくれた。今日から早速配布を始める。私は今、まるでサンタクロースにずっとほしかったプレゼントをもらった子どものような気持ちだ。日本、支援を本当にありがとう。
12月2日
・朝4時起床。5時過ぎにウクライナへ向かう高速沿いのガソリンスタンドで友人と落ち合い、搬入車両に物資を運び込む。今回は発電機やパワーバンク、防寒具などを東部ハリキウへ。今週は搬入だけでも3回。搬入するだけならとても楽だ。朝早くても夜遅くても構わない。それだけならいいのだが、搬入するためには物資の注文、輸送状況確認、仕分け、搬入書類準備、領収書整理などの作業が必要となる。ウクライナからの支援依頼が多いと、そのやりとりだけでも膨大な時間を要する。周りのウクライナ人に本当によく心配されるが、心配されるべきは彼らなのにといつも思う。
12月3日
・以前登壇したイベント関連でWell-beingミライ研究所様より10万円のウクライナ支援金をいただきました。すぐに防寒具、発電機に変え、ウクライナに搬入します。長引く戦況でも引き続きご支援いただけること、ありがたく思います。クリスマスまでは、なんとか1日平均30万円で行っている支援が続けられそうです。それだけウクライナに光と熱、そして希望を送れるということです。
12月4日
・フェリシモこども基金企画
・ロシアが冬を武器とするなら、こちらは発電機を盾にさせてもらう。その盾に日の丸をつければもっと強力な支援になるだろう。今回は子どもたちに手伝わせ、ポータブル電源15台をクレメネチに搬入する。それに加えて地下壕に置く長座布団40枚。
・ウクライナには必ず春が来る。その頃、ロシアの経済、そして軍に本格的な冬が来るだろう。
12月5日
・ウクライナの小学校に届き始めた小型発電機のバッテリー電源。
・越冬支援が始まってから搬入した発電機の数は、ガソリン発電機を含め計85台となった。
・多いと思われるが、まだまだ足りない。
12月6日
・第5回ウクライナの子どもたちの絵画展
・~今、平和への願いを伝えたい~
・今回は長野県上田市で開催中です。さらに5枚の絵画が加わりました。「支える会」の竹下代表、上田市の岩田さんの尽力で実現。お近くの方、ぜひいらっしゃってください。
12月7日
・越冬支援関連で、ウクライナ・リヴィウ州グリニャニ郡に対して避難所開設、発電機搬入、防寒具購入などの支援を続けている。
・この郡からは今まで何度か感謝状をいただいているが、今回のものは大変力が入っており、感激した。
・まだまだ越冬支援が続く。