瀬口利一のトルン通信(6月8日〜6月12日)
6月8日
トルンのニコラウス・コペルニクス大学で日本語を学ぶ学生たちと故郷・福岡に向けて発信することができました。
パンデミックの中、昨年春に始まった両大学のオンライン交流、今年は4月から5月にかけて「SDG'sを通してウクライナ情勢を考える」をテーマに全4回の交流授業を実施。7日はその集大成のイベントでした。
疫病、戦争がきっかけとはいえ、ポーランド、ウクライナの学生と故郷の若者をつなぐことができたのが何よりの収穫。当初予定していた授業内容をガラリと変え、上司からのお叱りは覚悟の上です。
6月12日
高校OB会が12日、企画したオンライン講演会で、「酒サムライ」の称号を持つ門司健次郎元ユネスコ大使から、日本のソフトパワー外交についてお話をうかがうことができました。「日本人一人ひとりが民間外交官たれ」と。
トルンのラーメン屋でも日本酒を扱っていますが、伸びしろがあるにもかかわらず、日本の食文化の魅力を発信する努力がまだ足りないなと反省させられました。日本酒のデザインも併せてロゴを作り直すべきか。市内の目抜き通りには地ビールとラーメンを併せて売り出している競合店あり。
座談会では、ラーメン屋で行っている対ウクライナ支援について紹介する機会をいただきました。