瀬口利一のトルン通信(6月1日〜6月5日)
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瀬口利一のトルン通信 6月2日(写真の解説)
・ポーランドの子どもの日にあたる6月1日。ウクライナ避難民の子どもたちを喜ばせようと支援グループのボランティアと力を合わせ、市内の小学校でレクリエーション行事を企画しました。
・トルン、ビドゴシチにある日系企業からも温かいご寄付をいただき、おやつや飲み物などを用意。市内在住の日本人家族の皆さんと協力してアニメ放映や塗り絵の”日本コーナー”も設けました。
・ニコラウス・コペルニクス大学日本学科の学生たちも手伝ってくれ、感謝。
・無邪気にはしゃぐ子どもたちに目を細めながら、感極まって涙を流す母親もいて、戦争の惨さと平和の尊さについて改めて考えさせられる一日でした。
6月5日
ロシアによるウクライナ侵攻開始から100日目となる3日午後、ワルシャワより宮島昭夫大使をトルンにお迎えし、ニコラウス・コペルニクス大学でご講演をいただきました。
「日本の対ウクライナ支援、北東アジア情勢、パンデミック後の世界」がテーマ。質疑の後、日本学科へ留学しているウクライナ人女子学生2人が日本語で発表を行い、ロシア軍によって破壊された故郷の状況を語りました。一人は東部マリウポリ、もう一人は北部コロステンの出身。二人は、あちらに母親や親友を残したまま無事の再会を祈りつつ、心休まらない日々を送っています。
発表では、自宅や学校、思い出の場所を破壊された写真を紹介。二人がポーランド、日本への感謝とウクライナの子供たちへの支援を呼びかけ、大使も息をのむように耳を傾けていらっしゃいました。
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