「 投稿者アーカイブ:sanwa 」 一覧
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2019/11/21 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 神嘗祭 神嘗祭勅使の纓(えい)の揺れて行き 坂井 建 令和の御代替わりの「即位礼」「大嘗祭(だいじょうさい)」と一連の儀式が、無事に執り行われました。これらについてはニュースでも …
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2019/10/04 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 重陽 一笛に夜気の澄みゆく菊の酒 林 瑞夫 陰暦9月9日は重陽(ちょうよう)、今年の陽暦では10月7日にあたります。「菊の節句」という言葉も聞いたことがあるかもしれません。 中 …
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2019/09/13 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 生姜市 包みたる神明生姜よく匂ひ 深見 けん二 9月11日から東京芝の芝大神宮での祭礼「芝神明祭」が始まります。別名、「だらだら祭」。21日までえんえんと長く続くのでこの名があり …
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2019/09/06 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 二百十日 近々と二百十日の鳶の腹 対中 いずみ 二百十日は、立春の日から数えて210日目、今年は9月1日でした。多くの地方で稲の開花期に当たりますが、台風が接近し荒れることが多い …
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2019/08/26 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 穂屋祭 草の香のつよき暾が出て穂屋祭 宮坂 静生 穂屋祭(ほやまつり)は、8月(古くは旧暦7月)の26日から28日まで長野諏訪大社の御射山(みさやま)で行われる、諏訪信仰の原点と …
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2019/07/31 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 星合 星合ひの夜の盥に水震へ 今瀬 剛一 7月7日は七夕。天の川を隔てて暮らす織姫、彦星が年に一度、会える日で、二星の出会いを「星合」と呼びます。現在は陽暦で行なうところが多いで …
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2019/07/22 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 茅の輪 己が身を直径として茅の輪かな 能村 研三 旧暦の6月30日、各地の神社で「夏越(なごし)の祓」という行事が行われ、人々は半年間の罪・穢れを祓い清め、これからの半年間も健康 …
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2019/06/21 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 御田植祭 一枚の空うすみどり御田植祭 伊藤 敬子 神社の御田(みた・おんだ)で、稲の豊作を祈念する御田植祭は、日本人と稲作との、深く長い歴史を物語る行事でしょう。各地で行われる御 …
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2019/06/10 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 時の日 吹き戻さるる時の日の群鷗 永方 裕子 一斉に飛び立つ鷗。風に乗って海へ…と思いきや、前に進むことをせずに戻ってきてしまいました。6月の梅雨入り前の強風に押され、進むと思っ …
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2019/05/10 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 神田祭 書痴われに本の神田の祭かな 池上 浩山人 神田明神の神田祭と浅草の三社祭が済まないことには、夏がやってこない、と江戸っ子たちのいう夏祭りの始まりの季節です。 5月の第二 …
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2019/04/24 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 開帳 出開帳みな野歩きの靴であり 古賀 雪江 普段は非公開の秘仏の帳を開いて、一般の人々に拝観・結縁(けちえん)させる行事を「開帳」といいます。寺社の境内で行うものが「居(い)開 …
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2019/04/04 -人のいとなみ・自然のいとなみ
文/石地 まゆみ 花祭(はなまつり) 花まつり樹下のしづくに日が射して 鍵和田 秞子 お釈迦様の生まれたといわれる4月8日は、「仏生会(ぶっしょうえ)」「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ばれて、降誕を祝 …
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2018/12/28 -季語でつなぐ日々
短日 短日のまだあをぞらの龍馬像 友岡 子郷 昼間の時間が短くなることが「短日(たんじつ)」です。「日短(ひみじか)」「暮早し」と言い換えることもできます。夜が長い「夜長」は秋の季語ですが、同じこと …
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2018/12/14 -季語でつなぐ日々
十二月 花束のやうに嬰(こ)を抱き十二月 恩田 侑布子 子どもを表す漢字はいくつかあります。「子」「児」「童」「稚」「坊」等。それぞれ、子ども、児童、童子、稚児、坊ちゃんと使われるとイメージしや …
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2018/12/04 -季語でつなぐ日々
神無月 神無月跳んで帽子を掛けて子は 国東 良爾 神無月は陰暦10月のことです。陽暦に直すと1か月ぐらい遅くなりますから、歳時記では初冬の季語になっています。 この月は古くから、諸国の神々が出 …