季語でつなぐ日々

 ゴールデンウィークを迎える爽やかな季節に、皆様の暮らしにいくばくかの潤いをお届けいたしたく、「季語でつなぐ日々」の連載を開始することといたしました。

 筆者は俳句結社「秋麗」の主宰 藤田直子先生です。

 おおよそ半月ごとに移り変わる二十四節気にあわせて、その折々の身近な季語をとりあげ、例句の鑑賞とともに解説していただきます。何げなく過ぎ行く季節に記された一区切り、一区切り、その季ならではの様々な事象にふれて、ほっとするひとときをお過ごしいただければ幸いです。

第38号/神無月、冬の波、枯芒
第37号/十一月、初時雨、冬桜
第36号/夜長、鴨来る、柿
第35号/十月、夜なべ、吾亦紅
第34号/爽やか、良夜、草の絮
第33号/九月、秋の蝶、曼珠沙華
第32号/新涼、残暑、桃
第31号/八月、秋の蟬、木槿
第30号/夜の秋、夏座敷、百日紅
第29号/七月、葛桜、夏木立
第28号/短夜、梅漬、蛍袋
第27号/六月、箱庭、夏椿
第26号/麦の秋、ざりがに、紫陽花
第25号/五月、噴水、カーネーション
第24号/穀雨、猫の子、藤の花
第23号/清明、燕、馬酔木の花
第22号/春分、木の芽、桜
第21号/啓蟄、雛祭、沈丁花
第20号/雨水、囀、蕗の薹
第19号/立春、雪解、梅
第18号/大寒、薬喰、臘梅
第17号/小寒、初仕事、寒林
第16号/冬至、煤逃、龍の玉
第15号/大雪、鴨鍋、枯蓮
第14号/小雪、障子、石蕗の花
第13号/立冬、セーター、返り花
第12号/霜降、秋曇、紅葉
第11号/寒露、夜食、黄落
第10号/秋分、月、木犀
第9号/白露、秋入日、秋桜
第8号/処暑、秋日和、芙蓉
第7号/立秋、魂まつり、朝顔
第6号/大暑、泉、向日葵
第5号/小暑、蠅叩、蓮
第4号/夏至、五月雨、蛍
第3号/芒種、レース、杜若
第2号/小満、夏、泰山木の花
第1号/立夏、天道虫、薔薇

藤田直子先生のプロフィール

 ●藤田直子(ふじた なおこ)
 1950年 昭和25年 東京都生まれ
 1972年 立教大学文学部英米文学科卒業
 1982年 鍵和田秞子に師事
 1984年 「未来図」創刊時に入会
 1988年 未来図新人賞受賞
 1997年 句集『極楽鳥花』刊行
 2003年 未来図賞受賞
 2006年 句集『秋麗』刊行
 2008年 『鑑賞女性俳句の世界 2巻』(共著)刊行
 2009年 「秋麗」創刊
 2014年 句集『麗日』刊行

      「秋麗」主宰 「未来図」同人
      俳人協会評議員
      国際俳句交流協会会員
      日本文藝家協会会員

      NHK文化センター横浜 講師
      JEUGIA川崎 講師
      朝日カルチャーセンター千葉 講師



※以下の画像をクリックすると、藤田直子先生が主宰する俳句結社「秋麗」のホームページに移動します。

投稿日:2017年4月27日 更新日:

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