「 年別アーカイブ:2018年 」 一覧
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2018/05/11 -季語でつなぐ日々
五月 緑の台地わが光背をなす五月 金子 兜太 今年の2月20日、98歳で亡くなった金子兜太さんの、30代の作です。金子兜太さんは戦後の俳壇を率いてきた大きな存在でしたから、訃報はニュースに …
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2018/04/23 -季語でつなぐ日々
穀雨 裏木戸に穀雨の日差ありにけり 角田 独峰 穀雨(こくう)は穀物を育てる雨という意味で、二十四節気の一つです。2018年は4月20日でした。あまり知られていない二十四節気ですが、早苗が育つ頃 …
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2018/04/06 -季語でつなぐ日々
清明 清明やきらりきらりと遠き鍬 大橋 弘子 清明は「清浄明潔」の略です。その文字の通り、空気が澄んで陽光が明るく、万物を鮮やかに照らしだすという意味の二十四節気です。この時期になると、萌え出た …
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2018/03/26 -季語でつなぐ日々
春分 春分の田の涯にある雪の寺 皆川 盤水 春分も二十四節気の一つです。太陽が春分点を通過する時刻が春分ですが、その時刻がある日を暦で春分と呼んでいます。今年は3月21日でした。この日はお彼岸の中 …
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2018/03/07 -季語でつなぐ日々
啓蟄 啓蟄の上野駅から始まりぬ 鈴木 只人 3月6日は二十四節気の啓蟄でした。啓蟄の「啓」の字には「戸」と「口」があります。口を開けるように戸を開くという意味の字です。「蟄」の字は、蟄居というとき …
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2018/02/22 -季語でつなぐ日々
雨水 低く出づ雨水の月のたまご色 岸 さなえ 二十四節気の一つ雨水は「うすい」と読みます。立春が過ぎて厳しい寒さが遠のき、空から降るものが雪から雨になり、氷が溶けて水になる頃という意味で、今年は2 …
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2018/02/06 -季語でつなぐ日々
立春 肩幅に拭きゆく畳春立ちぬ 小西 道子 春の最初の二十四節気は立春。「春立つ」とも言います。今年は2月4日でした。「暦の上では春になりましたが」という言葉がよく使われる通り、立春を迎えたと言っ …
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2018/01/25 -季語でつなぐ日々
大寒 大寒の一戸もかくれなき故郷 飯田 龍太 二十四節気の中でも、大寒はよく知られています。天気予報士がテレビで「今日は大寒です」と言うと、一段と寒さを感じて身が引き締まるような気がします。201 …
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2018/01/10 -季語でつなぐ日々
小寒 小寒や楠匂はせて彫師なる 坪野 文子 小寒は1月の初めの二十四節気で、今年は1月5日。この日から節分までが「寒」です。 したがって、小寒の日を「寒の入り」、15日後の1月20日を「大寒」、 …