
菊池 寛 著
四六判 412ページ
価格2,500円+税
ISBN978-4-86251-640-4
作家・菊池寛が描いた歴史書『大衆明治史』は、明治という時代を物語のように読み解いた名著である。本書はその全文を現代語訳し、現代の読者にも読みやすい形でよみがえらせた。敗戦後、この本は占領下の出版統制(GHQ焚書)で読書の世界から姿を消した。かつてのベストセラーが、いま復活する。
廃藩置県
征韓論決裂
マリア・ルーズ号事件
西南戦争
十四年の政変
自由党と改進党
国軍の建設
憲法布設
大隈と条約改正
日清戦争前記
陸奥外交の功罪
三国干渉
川上操六と師団増設
北清事変
対露強硬論と七博士
日露開戦
児玉総参謀長
奉天会戦
日本海海戦
ポーツマス会議
明治の終焉
著者プロフィール
菊池 寛(きくち かん)
香川県高松市生まれの小説家・出版人。
京都帝国大学在学中から文学活動を始め、1917年に戯曲『父帰る」で文壇に登場した。
人間の倫理や心理を描く短編で人気を得る一方、1923年に雑誌 文藝春秋を創刊し、日本の出版界に大きな影響を与えた。代表作に『恩の彼方に』『十郎の恋」、歴史書「大衆明治史』などがある。1935年には芥川賞と直木賞を創設し、日本文学の発展に尽くした。
1948年死去。59歳。