谷崎 潤一郎 著
A5判 496ページ
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-555-1
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シリーズ第5巻「猫と庄造と二人のおんな」は、一匹の猫・リリーを中心に、猫を溺愛している男・庄造と二人のおんな・品子と福子の三者三様の思惑が絡み合う軽妙な心理コメディの傑作。谷崎潤一郎といえば官能的な小説で知られているが、犯罪小説、推理小説の面でもパイオニア的存在である。なかでも「金色の死」は、江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」に影響を与えたとされる怪奇的幻想小説。ほか短編2篇「私」と「途上」を収載。
目次
猫と庄造と二人のおんな
私
金色の死
途上
著者プロフィール
谷崎 潤一郎(タニザキ ジュンイチロウ)
1886年(明治19年)~1965年(昭和40年)。東京・日本橋生まれ。明治末期から昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得た。主な作品に「刺青」「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」など、傑作を多く残している。