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宮沢 賢治 著
A5判 448ページ 3,500円+税
ISBN978-4-86251-383-0

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第4巻として「注文の多い料理店」「ポラーノの広場」「オツベルと象」「ビジテリアン大祭」「ひのきとひなげし」の5作を大活字、読み仮名付きで収載している。「注文の多い料理店」は、宮沢賢治の児童文学の短編集に収録された童話のひとつである。「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」などとともに賢治の代表作として広く知られている作品。「ポラーノの広場」は賢治が亡くなった翌年に発表された作品で、イーハトーブを舞台に、博物局で働くキューストと農夫の子ファゼーロ少年たちが伝説のポラーノの広場を追い求め、ついに自ら理想の広場を実現するまでを描いた作品である。「オツベルと象」は、ある日、大地主のオツベルのところに白象が迷い込み、その象を巧みに騙して奴隷にしてしまう。教科書にも広く収載されている作品のひとつである。「ビジテリアン大祭」は、菜食主義に対する偏見や誤解を宗教になぞらえた童話。「ひのきとひなげし」は、美しさに憧れるひなげしたちの愚かな願いにつけこむ悪魔とひなげしたちを守ろうとするひのきの物語。

目次

注文の多い料理店
ポラーノの広場
オツベルと象
ビジテリアン大祭
ひのきとひなげし

著者プロフィール

宮沢 賢治(ミヤザワ ケンジ)

1896年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。富商の長男。日蓮宗徒。1921年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。1933年没。

宮沢賢治大活字本シリーズ