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国際法と諸外国法制の論点
永野 秀雄・岡松 暁子 編著
A5判 並製 280頁
価格 2,800円+税
ISBN978-4-86251-083-9 C2032

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内容

今日の環境問題は、自国の環境規制だけで解決しうるものではない。他国からの影響を考慮し地球規模での問題にも目を向ける必要がある。国際法と外国法の専門家による論考集。

目次

第1編  国際法
 第1章  持続可能な宇宙探査利用のための国際法形成をめざして(青木 節子)
  はじめに─宇宙環境問題とは何か
  Ⅰ スペースデブリ低減のための国際法・制度
  Ⅱ 21 世紀の課題となり得る新しい宇宙環境問題
  Ⅲ 結論

 第2章  海洋生物遺伝資源に関する国際法上の規制─現状と課題 (岡松 暁子)
  Ⅰ 問題の所在
  Ⅱ 既存の法的枠組
  Ⅲ 諸提案の対立
  Ⅳ 結びに代えて─今後の展望と課題─

 第3章  武力紛争と環境保護─国際法の視座から (吉田 脩)
  Ⅰ 国際法による戦争抑制と環境保護
  Ⅱ 武力紛争法における環境保護
  Ⅲ 武力紛争時における地球環境条約の適用問題
  Ⅳ 結びに代えて

 第4章  EU環境法の実効性確保手段としてのEU環境損害責任指令(中西 優美子)
  はじめに
  Ⅰ 環境損害責任指令採択に至るまで
  Ⅱ 環境損害責任指令
  Ⅲ 環境損害責任指令の国内法化・国内実施
  結語

 第5章  国際環境立法と国際組織(長井 正治)
  はじめに
  Ⅰ 国際環境法の現況と国際組織
  Ⅱ 国連環境計画と国際環境立法
  Ⅲ モンテビデオ・プログラムに見る国際環境立法の展開
  Ⅳ 国際組織における国際環境立法の諸段階
  Ⅴ 展望:国際環境ガバナンスにおける国際組織と国際環境立法

第2編  外国法
 第6章  海洋哺乳動物の保護のためにアクティブ・ソナーの使用はどこまで制限されるべきか─Winter v.NRDC事件連邦最高裁判決が示す軍と環境法制のあり方(永野 秀雄)
  はじめに
  Ⅰ 事実の概要
  Ⅱ 訴訟の経緯
  Ⅲ 関連する諸立法の背景
  Ⅳ 連邦最高裁判決
  Ⅴ Winter事件連邦最高裁判決の分析とその後の和解

 第7章  最近の欧州環境政策の動向  (柳 憲一郎)
  はじめに
  Ⅰ 大気環境政策
  Ⅱ 水環境政策
  Ⅲ 土壌保全政策
  Ⅳ 製品政策
  おわりに

 第8章 自然資源管理の法理と手法─地下水管理制度の日独比較から(勢一 智子)
  はじめに…自然資源としての地下水の特性
  Ⅰ 日本における地下水量管理制度
  Ⅱ ドイツにおける地下水量管理制度
  まとめにかえて

 第9章 中国における環境民主の原則をめぐる法的議論動向─環境権および公衆参加を中心として(奥田 進一)
  Ⅰ 90年代の理論動向─環境保護法6条への拘泥
  Ⅱ 環境権をめぐる議論
  Ⅲ 地方環境条例における「環境権」に関する規定
  Ⅳ 公衆参加をめぐる法政策
  Ⅴ 紛争事例から見る行政と公衆の関係
  Ⅵ 公衆参加の基盤としての「社区」
  おわりに

著者紹介

編著者プロフィール

永野 秀雄 (ながの ひでお)
法政大学人間環境学部教授米国ゴンザガ法科大学院ジュリス・ドクター・コース卒,米国ジョージ・ワシントン大学法科大学院LL.M.コース卒。専門は日米比較法。単著に『電磁波訴訟の判例と理論』(三和書籍,2008年),共著に『先端科学技術と法—進歩・安全・権利』(日本学術協力財団,2004年),『我が国防衛法制の半世紀』(内外出版,2004年)など。

岡松 暁子 (おかまつ あきこ)
法政大学人間環境学部准教授上智大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門は国際法。共著に『地球環境条約』(有斐閣,2005年),『環境法へのアプローチ』(成文堂,2007年)など。