【まんが】古関裕而ものがたり

名曲でふりかえる「昭和」とオリンピック 

内藤 誠 原作, 三代目仙之助 作画 

A5判 / 96ページ / 並製
冊子版価格:1,200円 + 税
電子版価格:1,000円(税込)
冊子版:ISBN978-4-7791-2647-5 C0073

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1964年10月10日、東京・国立競技場。

指揮者の腕が大きく振られ、自衛隊音楽隊による演奏が始まり、
古関作曲「オリンピックマーチ」が超満員のスタンドに高らかに
鳴り響く。

本書は「昭和」を代表する作曲家・古関裕而の人生を、
読みやすくまんがで描いたものである。

目次

プロローグ 1964年、東京オリンピック開幕式

第1部  福島の音楽青年
第1章  わが故郷
第2章  青春の福島商業
第3章  川俣の音楽青年

第2部  雌伏の時
第4章  川俣の音楽青年(金子と結婚から)
第5賞  紺碧の空
第6章  船頭可愛や

第3部  悲風の歌
第7章  露営の歌
第8章  若鷲の歌
第9章  いやな歌

第4部  人間讃歌
第10章 菊田一夫と
第11章 栄冠は君に輝く
第12章 長崎の鐘
第13章 君の名は
第14章 ミュージカルの世界

エピローグ 1964年、東京オリンピック開幕式の続きから

著者プロフィール

内藤 誠(ナイトウマコト)

Naito Makoto
1936年、愛知県生まれ。映画監督、脚本家、著述家。
元・中部大学人文学部教授。
主な作品に
『ネオンくらげ』(脚本・監督)、
『番格ロック』(監督)、
『冒険者カミカゼ‐ADVENTURER KAMIKAZE‐』(共同脚本)等。
著書に
『アイドル先生は恋のヒミツがいっぱい!?』
(ポプラ社、1990年)、
『物語依存症』(白地社、1991年)、
『シネマと銃口と怪人―映画が駆けぬけた二十世紀
 平凡社ライブラリー』(平凡社、1997年)、
『偏屈系映画図鑑』(キネマ旬報社、2011年)、
『監督ばか』(彩流社、2014年)、
『編集ばか』(名田屋昭二、坪内祐三との共著、彩流社、2015年)、
『監督 山際永三、大いに語る』
(山際永三、内藤研との共著 、2018年)、
訳書に
『ロック・ワグラム 新潮文庫』
(ウィリアム・サローヤン著、新潮社、1990年)、
『快楽亭ブラック 忘れられたニッポン最高の外人タレント』
(イアン・マッカーサー著、堀内久美子との共訳、
 講談社、1992年)、
『母が教えてくれた歌』(マーロン・ブランド、
 ロバート・リンゼイ著、雨海弘美との共訳、
 角川書店、1995年)等がある。

三代目仙之助(サンダイメセンノスケ)

Sandaimesennosuke
広島県生まれ。漫画家。
学生時代より求人雑誌にイラスト、四コマ漫画を連載。
上京後はオートバイ漫画、戦国漫画などを商業誌に連載。
現在も漫画雑誌、ムック等で活動中。