連合赤軍二七年目の証言

植垣 康博 著, 宮崎 学 解説 

四六判 / 300ページ / 並製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-88202-697-6(4-88202-697-X) C0036

「処刑を含め〈総括〉を担ったから、僕には逃げ道がないわけです…」日本中を震撼させた歴史的事件の当事者が、同志殺害の真相解明と裁判闘争に賭けた27年の獄中生活を出所後、初めて語る迫真の書。

目次

Ⅰ 娑婆人生3年目  
 ●「強制睡眠」からの解放
 ●インタビューを通して経験したこと
 ●浦島太郎から抜け出して行く道
 ●運転免許の取得とテレビ出演 
 ●時間のギャップを埋めながら… 
Ⅱ インタビュー・連合赤軍27年目の証言  
 ●連合赤軍事件と獄中27年 聞き手 鈴木 邦男 
 ●僕にとっての連合赤軍事件 (1)(2) 聞き手 高橋 檀
 ●連合赤軍秘史
 ●番外編 聞き手 南原四郎 
Ⅲ 甲府刑務所だより 
 ●懲役囚としての仕事の楽しみ
 ●南アルプスの眺めに感動しています 
 ●刑務所の土・日は貴重な時間です 
 ●連合赤軍・オウム・沖縄… 
 ●独房生活は極楽? 出獄まであとわずか… 
Ⅳ『あの事件』─解説にかえて 宮崎学