ゴジラの精神史

フィギュール彩 13

小野 俊太郎 著 

四六判 / 208ページ / 並製
冊子版価格:1,800円 + 税
電子版価格:1,500円(税込)
冊子版:ISBN978-4-7791-7013-3 C0374

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2014 年、7 月公開のハリウッド映画『ゴジラ』(TOHO系列) にあわせ、完全書き下ろしの小野俊太郎の最新作です!
ゴジラファンのみなさま、お待たせしました!
2007 年『モスラの精神史』(講談社現代新書)、2010 年『大魔神の精神史』(角川one テーマ21 新書)、そして、誕生から還暦を迎える今年、『ゴジラの精神史』が登場します!
これまでの著作同様、目からウロコのウンチク満載!
究極の深読み、そして、新たなゴジラ像が出現する!
なぜ、ゴジラは死ななければならなかったのか?
1954年の第一作には、ゴジラのすべてが込められていた。
この本を読んだ瞬間、もう一度、映画を観たくなる!

目次

●はじめに 「ゴジラが還暦を迎える」・ゴジラが60 歳になる日・あらすじ、等
●第一章「叙事詩としてのゴジラ」・北緯21 度東経141 度・複合恐竜としてのゴジラ等
●第二章「海に潜むものの影」・海上保安庁と飢餓作戦、香山滋のゴジラ創造の背景等
●第三章「最終破壊兵器どうしの対決」・ゴジラ本土上陸・江戸城から皇居へ等
●第四章「原始怪獣か、原子怪獣か」・古生物学と進化論・恐竜映画の系譜等
●第五章「ゴジラ=ゴリラ+クジラ」・『キング・コング』と『ゴジラ』等
●第六章「アメリカとしてのゴジラ、日本としてのゴジラ」
     ・ゴジラとGODZILLA・『ゴジラ』を読み替えるアメリカ等
●第七章「ゴジラのその後の足跡」

著者プロフィール

小野 俊太郎(オノ シュンタロウ)

Shuntaro Ono
1959 年、札幌生まれ。東京都立大学卒、成城大学大学院博士課程中途退学。文芸評論家、成蹊大学などでも教鞭を執る。
著書に、多くのファンから賛否両論を巻き起こしたベストセラー『モスラの精神史』や『大魔神の精神史』のほかに、『〈男らしさ〉の神話』(講談社選書メチエ)、『社会が惚れた男たち』(河出書房新社)、『日経小説で読む戦後日本』(ちくま新書)、『明治百年 もうひとつの1968』(青草書房)、『『ギャツビー』がグレートな理由』『本当はエロいシェイクスピア』(ともに彩流社)など多数。