呑川のすべて

東京の忘れられた二級河川の物語 

近藤 祐 著 

四六判 / 185ページ / 並製
冊子版価格:2,700円 + 税
電子版価格:2,300円(税込)
冊子版:ISBN978-4-7791-2608-6 C0021

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世田谷区、目黒区、大田区を流れ、東京湾にいたる
二級河川「呑川」。
その来歴と現在を、書誌や古地図、独自な視点での探索を
手がかりにつむぎだす「小さな物語」。
人が「風景」に抱く悔恨と希求、そして忘却と再生をめぐる
異貌の「東京論」。

目次

[1]久が原
[2]奥沢
[3]等々力
[4]水源のまぼろし
[5]水神のゆくえ
[6]緑道は続く
[7]河口まで

著者プロフィール

近藤 祐(コンドウ ユウ)

こんどう・ゆう
1958年、東京生まれ。建築家。
慶應義塾大学経済学部卒業。
アパレル企業企画部に勤務後、設計事務所での勤務を経て独立。 
現在、建築デザイン事務所を運営している。
著書に
『物語としてのアパート』(2008年)、
『洋画家たちの東京』(2011年)、
『脳病院をめぐる人びと』(2013年)、
『生きられる都市を求めて』(2016年)、
『狭さの美学』(2017年)(すべて彩流社刊)。