バスクもう一つのスペイン《[改訂増補版》

現在・過去・未来 

渡部 哲郎 著 

四六判 / ページ / 上製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-88202-103-2(4-88202-103-X) C0030

特異な民俗・言語で知られるバスク地方は、スペインにおける工業地帯でもあり、過激な分離運動でも注目を集めている。本書は、バスク史の検証を通じて、スペインの中のバスクとは何かとバスク社会の諸問題を解明する我国唯一の書。

著者プロフィール

渡部 哲郎(ワタナベ テツロウ)

1950年島根県生まれ。島根大学文理学部卒業、上智大学大学院文学研究科博士課程修了。横浜商科大学商学部教授。著書等に『バスクとバスク人』(平凡社新書、2004年)、『スペイン讃歌』(川成洋との共編、春秋社、1992年)、『日本語・英語・ローマ字つきやさしいスペイン語会話』(川成洋との共著、南雲堂フェニックス、1991年)、『新スペイン内戦史』(川成洋との共著、三省堂、1986年)、『バスクもう一つのスペイン』(彩流社、1984年、本書)などがある。