地球紀行
マーク・トウェイン コレクション 18
マーク・トウェイン 著, 野川 浩美 訳, アルバート・B・ペイン 序文
四六判 / 395ページ / 上製
定価:3,500円 + 税
ISBN978-4-88202-540-5(4-88202-540-X) C0397
知られざるトウェインの魅力を満載した貴重な未発表品集! 本邦初訳の『地球紀行』は、ほぼ年代順に編集されている点で、トウェインの作家人生を辿る道しるべとなっている。初の渡英経験をもとに書いた「忘れられない真夜中の経験」をはじめ、中期のヨーロッパ紀行文を経て、宗教や政治を批判した作品にいたる時、読者は、トウェインの作家としての生涯を一足飛びに駆け抜けることが出来るであろう。収録内容/マーク・トウェインの二つの社説/禁酒運動と女性の権利/ローヌ川下り/ロスト・ナポレオン/ヴィクトリア女王の祝典/サタンへの手紙/リンチ王国、アメリカ合衆国/暗がりに座る人々へ/宣教師を批評する人々へ/イスラムの修道僧と異国人/エデンでのあの日/イヴの話し/聖書の教えと宗教の慣習/出兵の祈り/ 南部の世論 ほか
(社)日本図書館協会 選定図書