古代日本千年史

史書や定説を疑っている人への 

竹内 裕 著 

四六判 / 282ページ / 並製
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-88202-736-2(4-88202-736-4) C0021

整合性のある古代日本の1000年史を叙述するには“渡来史観”が不可欠であった。大和中心史観の呪縛から離れ、広い視野から記紀の虚構を暴き、古代天皇家・簒奪の闇を解明、新しい常識への構築を目指す。

本書の特色──
①弥生⇔古墳・飛鳥・奈良時代を整合性をもって語る新しい史書。
②渡来・技術・経済の実相を織り込んだ初の総合史観。③記・紀の虚構を暴き、古代と平安以降を整合させた。
④古代天皇家・簒奪の闇が初めて解明されたか。
⑤「邪馬台国は大和に在った」の妄想を定説化したい人々とは?
⑥大和王権が九州王朝を併合できた外交・財政の真実。⑦古代を見通せるシステム──渡来、製鐵、土木、物流、金利。
⑧古代倭国を制した関西アクセント人の原郷は。
⑨あなたは何処からの渡来人か。
⑩神の像に何をイメージしたか、日本の神とユーラシアの神。