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チベット国際関係史【分析・資料・文献】
浦野 起央 著(著/文)
A5判   1040頁  上製
定価 25,000円+税
ISBN 978-4-916037-98-5 C3031

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内容

世界の屋根、チベットの国際関係史。ラマ教の政教合一制度下のダライ・ラマ制の形成と中国の統治(チュユン関係)。閉鎖されてきた秘境の探検。インドを支配した英国のラサ占領とロシアの干渉。ダライ・ラマの「独立」宣言、そして平和解放と三大領主の抵抗および亡命政府の樹立。米国の干渉とダライ・ラマの外交活動。五項目平和構想とストラスブール提案、さらに、亡命政府と中国中央との交渉。いまや民主化と経済開発が進み一変したチベットは、かつて一~三カ月以上かかった北京とラサが直通列車50時間で結ばれるチベットの現状。法王制とグレート・ゲームと改革開放下にあるチベットの姿を的確に伝える。【資料】主要資料を完全に所収。他に、チベット文献1600点を網羅。チベット年表1300項目、人民日報の主要記事リスト。事項・人名・寺院・地名索引を付す。