五枢会方式 直後効果 再現性のある鍼灸治療
武藤 由香子 著
B5判 96ページ
価格 3,000円+税
ISBN978-4-86251-526-1
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本書は、治療効果を出せるようになるためのポイントは何なのか、治療効果を出せるというのはどういうことなのか。もし治療効果が思ったほど出ない、または自分の鍼灸治療が効いているかどうか分からないという鍼灸師や鍼灸を学んでいる方々に、治療法や心構えなどで悩んだときのヒントが記されている。
目次
はじめに
1.この本を書いた経緯
2.鍼灸界の現状
3.この本を読んでできるようになること
第1章 治療効果が出る治療と出ない治療の違いは何か
1-1.診断ポイントの有無
1-2.寒熱の診断の有無
1-3.鍼と灸の使い分け
1-4.局所取穴と遠隔取穴
1-5.経穴を把握する力
1-6.症状と病証の関連を把握する力
1-7.治療手段が複数あるかどうか
1-8.治療家のエネルギー
第2章 直後効果・再現性のある治療とは
2-1.直後効果のある治療とは
2-2.直後効果を出すためには
2-3.直後効果を出しやすい疾患
2-4.再現性のある治療とは
2-5.再現性を出すためには
第3章 診断力を高める
3-1.診断ポイントの見つけ方
3-2.寒熱の診断の方法
3-3.病態をとらえる
3-4.症状と病証との関連
第4章 治療力を高める
4-1.治療ポイントの見つけ方
4-2.直後効果のある治療
4-3.再現性のある治療
4-4.治療効果の判定
4-5.鍼と灸の使い分け
第5章 知識力を高める
5-1.知識力の種類
5-2.知識の収集方法
5-3.知識の定着方法
第6章 症例
6-1.頭痛
6-2.顎関節症
6-3.胸郭出口症候群
6-4.腰痛
6-5.めまい
6-6.風邪・扁桃炎
6-7.気管支喘息
6-8.胃の不調
6-9.更年期障害
第7章 鍼灸師自身の健康管理
7-1.鍼灸師が健康管理を怠っているとどうなるのか
7-2.鍼灸師自身の健康管理の重要性
第8章 鍼灸師の人間力
8-1.カリスマになる必要があるのか
8-2.リーダーシップについて
8-3.患者さんとのコミュニケーション
第9章 実践すること
9-1.ビジョンを持つこと
9-2.師事すること
9-2-1師匠は必要か
9-2-2あこがれの先輩がいるということ
9-2-3ライバルの役割
9-2-4できる後輩の存在
9-3.治療セミナーに参加
9-4.患者の体を良く診る
9-5.追試をすること
9-6.継続すること
第10章 最後に
10-1.上達しやすい人としにくい人の違い
10-2.鍼灸の効果が出やすい患者
10-3.鍼灸の効果が出やすい疾患
10-4.これからの鍼灸師のあり方
10-5.ラストメッセージ
用語解説
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