浦野 起央(著)
B5判 112頁 並製
定価 1,400円+税
ISBN 978-4-86251-159-1 C0031
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内容
尖閣諸島問題、竹島問題、北方領土問題を中心に、日本の領土・領海・領空に関する気になるポイントをビジュアルにわかりやすく整理して紹介しました。
○そもそも、どんな条件がそろえば領土か?
○相手国はどういう根拠で領土主張しているのか?
○世界の国は、日本の領土紛争をどう見ているか?
○日本の国境防衛はどうなっている?
など、要所を的確に解説。
また、日本の防衛体制や特異な国境認識、そして、琉球諸島、沖縄トラフまでも狙う中国の動向といったことまで網羅したおすすめの1冊です。
目次
巻 頭 日本の領土問題の「いま」
第1章 そもそも領土・領海・領空とは何か?
第2章 尖閣諸島問題 海洋の権益と資源を狙う中国
第3章 竹島問題 韓国の実効支配が続く
第4章 北方領土問題 ロシアからの返還は実現するか?
第5章 日本の国境防衛
著者プロフィール
浦野 起央(ウラノ タツオ)
1955年、日本大学法学部卒業。政治学博士。
日本アフリカ学会理事、日本国際政治学会理事、アジア政経学会理事、国際法学会理事、日本平和学会理事を歴任。現在、日本大学名誉教授、北京大学客座教授。
〈主要著書〉
主な著書に、『資料体系アジア・アフリカ国際関係政治社会史』『現代における革命と自決』(パピルス出版)、『ジュネーヴ協定の成立』(巌南堂書店)、『ベトナム問題の解剖』(外交時報社)、『パレスチナをめぐる国際政治』『現代紛争論』『新世紀アジアの選択——日・韓・中とユーラシア』『日・中・韓の歴史認識』(南窓社)、『中日相互認識論集』(香港社会学科出版社)、『釣魚臺群島(尖閣諸島)問題研究資料匯編』(勵志出版社/刀水書房)『国際関係理論史』『人間的国際社会論』『国際関係のカオス状態とパラダイム』『朝鮮統一の構図と北東アジア』(勁草書房)、『20世紀世界紛争事典』(三省堂)、『南海諸島国際紛争史』(刀水書房)、『ユーラシアの大戦略─3つの大陸横断鉄道とユーラシア・ドクトリン』(時潮社)、『世界テロ事典』『尖閣諸島・琉球・中国─日中国際関係史』、『冷戦・国際連合・市民社会——国連60年の成果と展望』、『チベット・中国・ダライラマ─チベット国際関係史』、『日本の国境[分析・資料・文献]』(三和書籍)、他多数。
訳書では、ダグラス・パイク『ベトコン』(鹿島研究所出版会)、クラウス・クノール『国際関係におけるパワーと経済』(時潮社)、ハッサン・ビン・タラール『パレスチナの自決』、張聿法・他『第二次世界大戦後 戦争全史』(刀水書房)、アラン・ラブルース/ミッシェル・クトゥジス『麻薬と紛争』(三和書籍)、他多数。