葵 秀次【著】
四六判 288ページ
定価 1,600円+税
ISBN 9784916037688
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人間にとって不可欠の食文化をめぐる各国の葛藤と、そこに彩なす人間模様を、韓国を舞台に展開してみた。困難に敢然と立ち向かう日本人ビジネスマンと、戒厳令の夜に助けた悲劇のヒロインとの出会いと友情、韓国カルビ経済の復興をはかる実力者とのプロジェクトの推進。そして、日韓共同プロジェクトに暗雲をもたらすヨーロッパでの大事件。さらに在日朝鮮・韓国人との協力と家族との幹などを描いてみた。
目次
第一章 韓牛カルビの危機
第二章 戒厳令の夜
第三章 日韓プロジェクトチームの始動
第四章 狂牛病パニック
第五章 在日韓国人とともに
第六章 デモンストレーションのスタート
第七章 キムチ統一委員会
第八章 家族
第九章 スキャンダル
第十章 セレモニー
第十一章 旅立ち
第十二章 新たなる挑戦
第十三章 虹の彼方
あとがき
著者プロフィール
葵秀次[アオイシュウジ]
本名、吉田武治。1943年東京生まれ。1966年早稲田大学理工学部卒。東京ガス株式会社入社。主に生産・企画・営業・開発部門を担当、途中外部団体並びにエンジニアリング会社の役員として経営戦略に従事。ここ数年はエネルギーの自由化を踏まえ電力ビジネスやサービスビジネスを担当。2004年3月にエグゼクティブを退任。現在は社団法人都市エネルギー協会会長、および中立的な非破壊検査の東京理学検査(株)社長。講演会・セミナー・シンポジウム等の講師としても活躍中