非軍事外交の試み
金煕徳 著/鈴木英司 訳
四六判/並製/ 340頁
本体3,000円+税
ISBN978-4-916037-43-5
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内容
本書では対外援助理論の探究と戦後日本外交の考察という二重目的から出発し、戦後日本のODAの主要内容とその特徴を明らかにすることをメイン・テーマとし、日本のODAの理論、歴史およびその重点事例を順に追って論述するものである。また、そのなかのいくつかの新しい理論問題や日本の外交問題について、重点的に分析を加える。
目次
日本語版への前書き
前書き
日本のODAの理論と歴史
第一章 戦後援助の体系と理念
第一節 戦後援助の体系
第二節 戦後援助の理念
第二章 戦後日本のODAの歴史
第一節 戦後日本の経済外交
第二節 日本のODAの発足
第三節 日本のODAの発展
第四節 日本のODAの量と質
第五節 冷戦後のODA政策
第三章 日本におけるODAの政策決定体系
第一節 ODAの政策決定環境
第二節 ODA政策の理念的基礎
第三節 日本型ODA政策決定の方式
第四章 日本のODAの実施体系
第一節 ODAの実施手順
第二節 ODAの組織体系
日本のODAの重点事例
第五章 東南アジアに対するODA
第一節 対東南アジアODAの縁起
第二節 対東南アジア外交の中の援助
第三節 対東南アジアODAの転換
第六章 対中ODAと日中関係
第一節 対中ODAの政策決定過程
第二節 対中ODAの実施過程
第三節 対中ODAの効果と課題
第七章 他の地域の重点援助事例
第一節 中東に対するODA
第二節 アフリカに対するODA
第三節 中南米に対するODA
第四節 中央アジア・コーカサスに対するODA
結び:日本のODAの展望
付録1:政府開発援助大綱
付録2:国別援助方針:中国部分
付録3:戦後日本対外援助年表
後書き
訳者後書き