
夢野 久作 著
A5判 448ページ
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-635-0
日本の怪談傑作選第6巻は夢野久作の「あやかしの鼓」は、表題作のほか「瓶詰地獄」「押絵の奇蹟」の三篇を収載。「あやかしの鼓」は、江戸時代末期、腕の立つ鼓職人が愛する女性「綾姫」との恋に破れ、次作の鼓に恋の恨みと情念を鼓に込めて彼女に献上した。しかし、その鼓は通常の鼓とはまったく異なる「恐ろしく陰気で、静かな美しい」音色で、その鼓に触れた人々が次々と命を落としていく。この恐ろしさゆえ、その鼓は「あやかしの鼓」と呼ばれるようになった。夢野久作のデビュー作である。
目次
あやかしの鼓
瓶詰地獄
押絵の奇蹟
著者プロフィール
夢野久作(ゆめの きゅうさく)
1889年1月4日-1936年3月11日。福岡県生まれ。日本の小説家。陸軍少尉、禅僧、新聞記者、郵便局長という経歴も持つ。1926年(大正15)年、雑誌『新青年』に投稿した「あやかしの鼓」が入選し、小説家デビュー。以降、「瓶詰の地獄」「押絵の奇蹟」等、幻想怪奇小説を次々と発表した。
三大奇書の一つである『ドグラ・マグラ』は、後に高い評価を受け代表作となり、怪奇幻想小説の奇才と讃えられる。享年47歳。




