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柳田 國男 著
A5判 568ページ
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-608-4

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 シリーズ第5巻『雪国の春』は“日本民俗学の父”と呼ばれた柳田國男が二ヶ月をかけて東北地方を旅して書かれた紀行文である。表題の「雪国の春」は、雪国から遠く離れた南の方の地方の人たちに読んでもらいたいという思いで書かれた。当時は、自分の住んでいる地域以外の風土・風習を知る機会はなかったようだ。各地を訪れているからこその柳田國男の目線で綴られている。

目次

雪国の春
 自序
 雪国の春
 『真澄遊覧記』を読む
 雪中随筆
 北の野の緑
 草木と海と
 豆手帖から
 清光館哀史
 津軽の旅
 おがさべり-男鹿風景談-
 東北文学の研究

著者プロフィール

柳田 國男(ヤナギダ クニオ)
1875年(明治8年) – 1962年(昭和37年)。兵庫県生まれ。日本民俗学の開拓者である。
代表作に『遠野物語』『蝸牛考』『桃太郎の誕生』『海上の道』などがある。

大活字本シリーズ 柳田國男