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柳田 國男 著
A5判 424ページ
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-607-7

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柳田國男の母は、女の子はひとりもないのに手毬だけは無上に愛していた。あまった木綿糸があれば自分で手毬をこしらえていた。家の玩具箱にはいつも手毬がごろごろしていた。明治になり、日本全国の手毬歌を集めた本が出された。國男はその書物を読むたびに母を思い出し、いつか「母の手毬歌」の本を出したいと思っていた。母がうたっていた手毬歌の記憶から、各地に伝わる手毬歌の変遷や地域差を表現している。 ほかに、雨乞いの儀式にまつわる「千駄焚き」等を収載している。

目次

母の手毬歌
千駄焚き
親棄山
マハツブの話
三角は飛ぶ
三度の食事
棒の歴史

著者プロフィール

柳田 國男(ヤナギダ クニオ)
1875年(明治8年) – 1962年(昭和37年)。兵庫県生まれ。日本民俗学の開拓者である。
代表作に『遠野物語』、『蝸牛考』、『桃太郎の誕生』『海上の道』などがある。

大活字本シリーズ 柳田國男