江戸川 乱歩 著
A5判 320ページ
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-490-5
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シリーズ第3巻「パノラマ島綺譚」。乱歩の中編小説。売れない物書きの人見廣介は、自分と瓜二つの大富豪菰田源三郎になりすまし、沖の島に長年の夢であった理想郷、パノラマ島を作るという荒唐無稽な計画を企てた。目論見通り、理想のパノラマ島での生活をおくっていたが、源三郎の妻・千代子にある疑念を持たれ・・・。パノラマ島で展開される、不可思議で妖美な乱歩の世界が堪能できる。
目次
パノラマ島綺譚
一
二
三
四
五
六
七
八
九
十
十一
十二
十三
十四
十五
十六
十七
十八
十九
二十
二十一
二十二
二十三
二十四
二十五
著者プロフィール
江戸川 乱歩(エドガワ ランポ)
1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。