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江戸川 乱歩 著
A5判 392ページ
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-489-9

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シリーズ第2巻「人間椅子」は、表題作のほか、「D坂の殺人事件」「押絵と旅する男」「蟲」の4篇を収載。「人間椅子」は、椅子の中に住み、そこに座る女のぬくもりを味わう男の体験談。不思議で過激な乱歩の世界観が味わえる。「D坂の殺人事件」は、初期の作品で明智小五郎の初登場作である。この第2巻は短編、中編の作品であるため、読みやすく乱歩の奇妙で妖しい世界が堪能できる一冊となっている。

目次

人間椅子
D坂の殺人事件
押絵と旅する男

著者プロフィール

江戸川 乱歩(エドガワ ランポ)
1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

大活字本シリーズ 江戸川乱歩