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訓練規制と土地利用管理
鈴木 滋 著
A5判 376ページ
8,800円+税
ISBN978-4-86251-461-5

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日本において在日米軍基地問題は深刻な問題であり続けている。在日米軍基地の存在と環境上の諸価値は、互いに相容れない関係とみなされることが一般的であろう。他方、米国では、軍事基地の存続と基地周辺環境への配慮を両立するという政策的発想が一般的になされている。日本の基地問題とは背景が異なるのは当然だが、その取組については一考の価値がある。本書は、そうした米国本土における基地環境問題をめぐる政策とその課題について詳細な事例をもとに考察し、在日米軍基地問題への新たなアプローチの可能性を提示していく。

目次

まえがき
序章 ―軍事と環境の接点を踏まえて―
第1章 軍事訓練による環境被害と環境法の適用問題
第2章 軍事的即応力の維持と環境への配慮
第3章 訓練環境の維持と土地利用の観点
第4章 エンクローチメントへの新たな施策
第5章 地域社会から見たエンクローチメント
終章 ―政策的な観点からの考察―
あとがき

著者プロフィール

鈴木 滋 (スズキ シゲル)

[略歴]
1962年、山形県山形市生まれ。1985年、上智大学法学部法律学科卒業、国立国会図書館入館。2008年、国立国会図書館調査及び立法考査局外交防衛課長。2014年、法政大学大学院公共政策研究科修士課程修了。2020年、法政大学大学院公共政策研究科博士課程修了。公共政策学博士。国際安全保障学会、環境法政策学会会員。専門は米国の安全保障問題、米軍基地問題。最近の著作として「米国における退役軍人の薬物乱用問題」『レファレンス』2021年6月、「軍事基地を維持する試みと環境への配慮」『環境管理』2020年6月、「トランプ政権の国境管理政策」『国際安全保障』2019年3月などがある。現在、国立国会図書館専門調査員・調査及び立法考査局外交防衛調査室主任。