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分析 資料 文献
浦野 起央 著
A5判 564ページ
10000円+税
ISBN978-4-86251-417-2

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世界の政治、経済、文化は、多国間のさまざまな利害関係や思惑が複雑に絡み合って、刻々と変化していく。 その指標となる用語を、世紀の時空を超えて集大成したのが本書である。人間社会の地平を大きく揺るがした争点と問題意識に応え、その事象が起きた原因や様相に迫る視点で編集されている。記述の対象領域は、国家秩序、文化社会の発展、環境、技術、宇宙のすべてに及んでおり、その深みと重層化を包括的かつ横断的に明らかにするよう務めた。

目次

第1章 国家秩序
第2章 地域・組織
第3章 共存・対立・自決
第4章 民族・文化
第5章 発展
第6章 人権・女性・世代
第7章 食糧・環境・人口
第8章 科学技術
第9章 宇宙
第10章 未来
附録・総合国力及び国力関連指数
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著者プロフィール

浦野 起央(うらの たつお)
1955年、日本大学法学部卒業。政治学博士。
現在、日本大学名誉教授、北京大学客座教授(客員名誉教授)。

〈主要著作〉
『ナショナリズムの現代的条件』『ジュネーヴ協定の成立』『ベトナム問題の解剖』『ヴィエトナムの政治的地位』『北ヴィエトナムの対インドシナ政策』『南海諸島国際紛争史』『南シナ海をめぐる安全保障と問題点』『南シナ海の領土問題』『タイの共産主義運動』『アジア社会の近代化と価値体系』『朝統一の構図と北東アジア』『チベット・中国・ダライラマ』『パレスチナをめぐる国際政治』『アフリカ国際関係論』『現代世界における中東・アフリカ――その国際関係とソ連の関与およびパレスチナ問題』『尖閣諸島・琉球・中国』『日本の国境』『朝鮮の領土』『日本の国際認識』『ユーラシアの大戦略』『第三世界の政治学』『挑戦する第三世界』『発展途上国の社会主義』『民族独立論――アジア・アフリカにおける独立の経過と意味』『現代における革命と自決』『現代国際政治の課題』『国際政治理論史』『地政学と国際戦略』『国際関係における地域主義――政治の論理、経済の論理』『国連投票行動からみた国際関係』『人間的国際社会論』『国際関係のカオス状態とパラダイム』『冷戦・国際連合・市民社会――国連60年の世界と課題』『浦野起央著作集』12冊他。

〈資料・文献・事典著作〉
『ナショナリズム』『国蓮投票行動の計量分析』『ヴィエトナム戦争に関する米国防総省報告書』『釣魚臺群島(尖閣諸島) 研究資料匯編』『アフリカ政治関係文献・資料集成』『中東国際関係資料集』『第三世界国際関係資料集』『資料大系アジア・アフリカ国際関係政治社会史』『国際新秩序構想資料集』『20世紀世界紛争事典』『世界テロ事典』他。

〈訳書〉
モーゲンソー『国際政治学』、コーン『ナショナリズムと自由――スイスの場合』、コーン『ナショナリズムの世紀』、パイク『ベトコン〈南ベトナム解放民族戦線〉その組織と戦術』、スタック編『エスニシティの国際政治学』、ビン・タラール『エルサレムの研究』、ビン・タラール『パレスチナの自決』、ビン・タラール『平和の研究――東アラブ中心部の政治』、ローネン『自決と何か――ナショナリズムからエスニック紛争へ』、ワトソン『マイノリティ・ナショナリズムの現在』、国際連合大学『アラブの未来』、張聿法・余起編『第二次世界大戦後 戦争全史』、アーモンド&パーェル『比較政治学――システム・過程・政策』、クノール『国際関係におけるパワーと経済』、モデルスキー『世界システムの動態』、ヘライナー『南北問題の政治経済学――グローバル経済と発展途上国』、クトゥジス『麻薬と紛争――麻薬の戦略地政学』他。